鹿児島でいつもと違うバーに行こうかなと思い伺ったのがこちら。
店名は『おばら』である
天文館の外れの方と言って良いだろう、小原紀幸氏が営むバーがある。そのまま自分の名字を付けた店名『BAR小原」である。
隣のそこそこ酔っているであろう男性のおひとりさまは、どうしてもこの『おばら』が覚えられなくて『こはら』だの『おおはら』だのと言っていて面白かったが『おばら』である。
バーの店名でオーナーが自分の名前を付けている例は多い。もちろん名前とは全く異なるものも多い。
ただ何となく勝手に思うのは、やはり自分の名前を付けているバーと言うのは、悪くないのでは?と言うことなのだ。
確かに『おばら』とかは、決してお洒落な感じがしないかもしれないが、ちょっと大げさに言えば、責任の所在をハッキリとさせている気がして良いのだ。
アクセス
泊まったことはないが、樋之口町のホテルパレスインと言うホテルの隣。ビルの1Fの結構奥まったところにある。
間違えて隣(向かって右)の階段をいくら上がって行かないように注意したい。左側の奥の方だ。 右側は普通に人が住んでいる空間なのだ。
外観・店内
このお店、建物には看板がちゃんとあるのだが、お店自体は奥まったところにあるので見過ごしてしまいそうになる。
突き当りの少し左のところに扉があるので余計にそうだ。
でも上手く見つけられて店内に入ることが出来れば、すぐにそこがなかなか素敵な雰囲気のお店であることがわかる。
入ると正面にカウンター席。いきなりその真ん中には生ハムの原木が置かれているのが目に飛び込んでくる。こんなスタイル、なかなか無い。あっても端っこだもんね。
そして左手前と右奥にテーブル席。テーブル席の方が多い。飾られている絵も結構良い感じだし、バックバーとは別にグラスが飾られている棚の灯がちょうど良い照明になっている。
お店の広さが非常に良い。大きくもなく小さ過ぎず、とても居心地の良い空間となっている。
やはりお店の広さと言うものは意外に大事なのだ。
メニュー
チャージは500円。
黒板に『おすすめMENU』が書かれているので、そこから選んで注文するのも良いだろう。
例えば『ラムレーズンのカクテル』。『アレキサンダー』に割と近い味なのだが、これがかなり美味しい。甘いので好みは分かれるだろうが、〆の1杯にはちょうど良い。
『ギムレット』も是非飲んでみたい。なかなか良い味を出している。
まとめ
ゆっくりと腰を据えて飲むのも良し、サクッと飲んで帰るのも良し。いずれにしてもかなり居心地が良い空間である。
マスターは良い具合に適度に話しかけて下さるので、余計に居心地が良い。まだ開業してから12年余りの若いお店ではあるがとても良い雰囲気のバーである。
「BAR小原」基本情報
最後に『BAR小原』基本情報を。
住所:鹿児島県鹿児島市樋之口町8樋之口町8−5 照明 電工 ビル 1F
電話:099-223-8889
営業時間:19:00~翌3:00
日曜休(日・月連休の際は両日とも営業)
その他:全面喫煙可
カード可
予約可
おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)
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