宮崎「洋酒天国」への階段・「洋酒天国」の扉

宮崎「洋酒天国」

宮崎の繁華街、ニシタチには当たり前だがいくつものバーが軒を連ねている。

まだ出来て間もないものから、随分と昔からのお店もある。

例えば『続人間』などはもうずいぶん昔からのものだ。

宮崎「洋酒天国」

宮崎「赤煉瓦」

そのニシタチに、と言うか、宮崎県内に最初に出来た最古のバーと言うのが、昭和31年(1956年)にオープンして今もちゃんと続いているトリスバー『赤煉瓦』だ。

宮崎最古のバー「赤煉瓦」の2F

宮崎「洋酒天国」

『赤煉瓦』はその屋号の通り、赤煉瓦の外壁が特徴的な古い建物の1Fにあるのだが、その2Fにも別のお店がある。

宮崎「洋酒天国」

赤煉瓦が創業してから2,3年経ってスタートしたらしい。

宮崎「洋酒天国」

建物の脇のスペースには空き瓶が並べられており、その上に看板。

宮崎「洋酒天国」

結構急で細い真っすぐな階段を上がると左手に扉がある。この階段はどう考えても危険だ。上る時はまだ良いが、帰りは気を付けないと地獄に落ちる。

 

宮崎「洋酒天国」

それが今回の『洋酒天国』だ。

広報誌「洋酒天国」

宮崎「洋酒天国」

それにしても『洋酒天国』というネーミング、開高健なら『天国というのが安っぽい』となるだろうが、今も続いているのだからそれはそれでわかり易いし覚えやすいし良いのだろう。

ちなみにその開高健が編集兼発行人だった今のサントリー、1956年当時は壽屋から創刊された広報誌がまさにこの『洋酒天国』というものだった。

元サントリー会長の佐治啓三が名付け親らしいが、その時に開高健らが安っぽいと言ったのは有名な話。

ただトリスバー常連客用のサービスとして創刊されたこの広報誌もまたヒットしたことでその批判もなくなったらしいが。

バー「洋酒天国」店内

宮崎「洋酒天国」

その広報誌の名前からこの屋号をとったかどうかは聞きそびれてしまったが、バーの『洋酒天国』の話だった。

宮崎「洋酒天国」

店に入ると正面にカウンターがあり左に伸びている。椅子の後ろのスペースは決して広くない。もう長い歴史が積み重ねられてきただけあって、店内の雰囲気は素敵だ。

宮崎「洋酒天国」

カウンターの中に居るのは全て女性。勿論ガールズ・バーではない。きちんとした昔ながらのバーである。

1Fの赤煉瓦はトリス・バー。洋酒も色々と出すお店をということでここを始めたと以前赤煉瓦のマスターが語っていたような気がする。

メニュー

宮崎「洋酒天国」

メニューが親切なお店だ。カクテルなら強い、やや強い、中、やや弱い、弱いの五段階に分かれていて、更にベースのお酒で分けられている。そしてお値段は700円。

宮崎「洋酒天国」

もちろんウィスキーも、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、テネシー、バーボン、ライ、ジャパニーズと色々。

スコッチのシングルモルトなら、アイランズ、アイラ、キャンベルタウン、ローランド、スペイサイド、ハイランドと揃っている。

いずれにしても価格は意外に低く設定されていると言って良いだろう。バランタイン30年が3,000円、マッカラン18年が2,500円以外は皆1,000円前後だ。

宮崎「洋酒天国」

最初に飲み物を頼むとこの日はこれが出てきた。いつも同じなのか違うのかは定かではないが、二軒目ならちょうど良い感じの量だ。

宮崎「洋酒天国」

ちなみにここで飲んだのは『モヒート』。寒くなってきたのに敢えて頼んでみる。ミントはアップルミント。

やはり、『珍しいですねこの季節に』と言う反応が。確かにそうなのかもしれないが、飲みたいものを飲むのだ。

宮崎「洋酒天国」

その後は『ボウモア12年』。主観的な意見だが、『モヒート』の後だからこそ余計にこれが美味しく感じられるのだ。

宮崎「洋酒天国」

まとめ

ところで、カウンターの向こうに居る学生アルバイトのキレイな女の子と少しばかり話をしたのだが、赤煉瓦もこの洋酒天国も後継者が決まっていないと言う話だ。

これがもしも本当なら深刻な問題だ。このままだといずれは二軒とも無くなってしまうかもしれない可能性だってある。

以前、何回か行っていたお気に入りの居酒屋が知らないうちに閉店していたことがある↓。地元でしょっちゅう行っていたお店とは違うからこそ、逆に非常に残念だった。

知らない間に盛岡ではゼッタイに外せないお店だった創業昭和36年の老舗居酒屋「とらや」が消えてしまった。閉店したとはいえ、記憶に残っているとはいえ、ここに記録しておく。

ここがそうならないことを祈るばかりである。

宮崎「洋酒天国」基本情報

さてさて、最後に「洋酒天国」の基本情報。

TEL:0985-26-0351

住所:宮崎県宮崎市橘通西3-6-5 赤煉瓦ビル2F

営業時間:月-木19:00~1:00

     金-土19:00~2:00

     日休

その他:全面喫煙可

    カード可

おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)

洋酒天国バー / 宮崎駅
夜総合点★★★★ 4.0

宮崎で失敗しないバー情報関連記事

宮崎ニシタチで既に45年以上同じ場所で続いているバーが『続人間』だ。西中州のマスターの息子さんがやっておられる同じ店名の店や弟さんの『蚤の市』、修業した『赤煉瓦』も少し。
この『蚤の市』のマスターは『続人間』のマスターの弟さん。お店を始めたのも兄1972年、弟1973年とほぼ同じ時期。そしてどちらも今ではニシタチを代表する老舗バーとなっている。
宮崎最古のバー「赤煉瓦」は昭和31年の創業だ。1960年代に全盛を誇ったらしい庶民派のバー、トリスバーは今も健在だ。いつまで続くのか?はわからないが、このまま続くと良いと切に思う。

参考:宮崎で失敗しないおひとりさま

失敗しない宮崎「丸万焼鳥本店」。このお店はどちらかといえば、サクッと食べて他に流れて呑むと言うのが良いのかもしれない。ステキなお店は沢山近くにある。
宮崎で失敗しないおひとりさま「粋仙」。ここでは8月に移転した新店ではなく、比較する時の為の旧粋仙のことを。間違いなく新店に行くのが楽しみになるお店だ。
生まれ変わった宮崎の「粋仙」=JR宮崎駅から歩いて数分の高架下にお店を構えていた名店がいつの間にか移転していたことを知ったのはつい最近ことだ。そこで新店に行ってみた!
何の変哲もない居酒屋だが、そういうお店が意外に無かったりするものだ。居心地良し、料理も美味しい、申し分のないお店だ酒の種類は問わなくても良いだろう。
宮崎で失敗しないおひとりさま「とりとみ」。料理もお酒もバラエティに富んでいるし美味しいし、大将を始め、お店の方は皆さん良い方だなので居心地も良いし、本当に満足度の高いお店。

参考:宮崎のホテル宿泊レポート

宮崎の繁華街ニシタチに近い『ホテルJALシティ宮崎』宿泊記録。出張には便利、快適に過ごせるおススメホテル。百聞は一見に如かず。言葉で説明するよりなるべく写真付きで詳しく解説!
徹底解説!日向の湯ドーミーイン宮崎。大浴場もあるし、夜鳴きそばもあるし、湯上り処でビールや焼酎の試飲サービスもあるし、ということで、ビジネスでの宿泊ならもう充分のホテル。

参考:宮崎ブーゲンビリア空港ラウンジ情報

宮崎ブーゲンビリア空港には残念ながらJALのラウンジはない。代わりになぜかANAとの共有ラウンジ「大淀」というものがある。出来ればそれぞれの航空会社のラウンジが欲しい空港だが…。
宮崎ブーゲンビリア空港の期間限定話題。1つが『とろサーモン』と『温水さん』の等身大3ショット、もう1つがJALとANAの共同ラウンジ『大淀』のリニューアル工事の件。
一時期リニューアル工事をしていた、宮崎ブーゲンビリア空港のANA ・JALの共用ラウンジ「ラウンジ大淀」が11月に新たにオープン。席数も増えビジネススペースも出来た。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る