発見!金沢のスゴイバー「倫敦屋酒場」

倫敦屋酒場

何処かのお店に入ったとする。あなたはその内装に感動したことがあるだろうか?

今回紹介するお店はまさにその感動を与えてくれる空間だ。

金沢 片町 路地裏の一軒家

倫敦屋酒場

金沢は片町の裏路地、トヨタの黒いセンチュリーが停められているレンガ風の外壁の一軒家がある。イギリス映画のセットか何かのようで、その『英国らしさ』は完璧だ。

それが今回紹介したい『倫敦屋酒場(ロンドンヤバー)』である。店内に入ると外観以上に素晴らしい光景が広がる。

これはもうバー・ミュージアム

倫敦屋酒場

ミュージアム・バーではない

『ミュージアム・バー』ではない。『ミュージアム・バー』と言えば、昨年の夏に福岡市博物館の夏季夜間開館(トワイライト・ミュージアム)に合わせて開かれていたイベント名だ。

先日伺った天神のバー『Bar Higuchi』のオーナー・バーテンダー樋⼝⼀幸氏がプロデュース、博物館2Fの喫茶室でスコットランド産シングルモルトウイスキーを提供したというもの。

テイスティング・セットなら、

・グレンモーレンジィ オリジナル 10ml(ハイランド)
・タリスカー ストーム 10ml(アイランズ)
・ラガヴーリン16年 10ml(アイラ島)

で900円、ストレート(30ml)ならラガヴーリン800円であとは600円。ハイボールはそれぞれプラス100円で提供されていたらしい。

これってちょっと魅力的なイベントだが今年も開催するのだろうか?東京でもこんな粋なイベントがあれば良いのにと思うのだが、今日はそういう話ではなくて『倫敦屋酒場』だった。

バー・ミュージアムだ

倫敦屋酒場

それでこの『倫敦屋酒場』はまさにバーのミュージアムという感じ。外観も素敵だが、それ以上に店内が素晴らしいのだ。ここに居るだけでそれはもう楽しくなる。

見事なものだ。奥様が活けたカウンター隅の花も良い。

調度品は古き良き英国調。帰りがけに見せて頂いた地下の1954年ものに始まるシングルモルトウイスキーのコレクション、1階・2階のいたる所にはスゴイ数のボトル。

倫敦屋酒場

ミニボトルの数は想像を絶する。様々なノベルティや洋酒グッズ、著名人のサイン(廊下にひっそりと重ねて)などなど棚や天井に至るまで整然と陳列されている。

倫敦屋酒場

そこには雑然とした雰囲気が全くない。雰囲気を損ねるものは何一つなくとにかく美しい。見事なものだ。奥様が活けたカウンター隅の花も良い。トイレの中までそれは同じだ。

倫敦屋酒場

カウンター正面の中央には作家山口瞳氏の『今日無事』の色紙。

倫敦屋酒場

左の棚には同じく『山口瞳』と直筆サインの入っただるまのボトルと絵も飾られている。

倫敦屋酒場

本や映画にも登場する

この山口瞳氏はここの常連だったらしく、著書『草競馬放浪記』や『温泉に行こう』、『行きつけの店』などにこのお店が登場する。

他にも森田芳光氏の『タビ・ユー・ケイバ』にも出てくるし五木寛之氏原作の映画『大河の一滴』にも出てくるらしい(マスターはそのままマスター役で出演したらしい)。

バーというよりも確かに酒場という言い方もありか

このお店のカウンターは12席ほど。お店の広さからすると席数は少ないだろう。ただカウンターの奥行きはかなりある。革巻きのひじ掛けが非常に心地良い。

カウンター以外にはもちろんテーブル席もあるし、B1、2Fには50名・60名・70名のパーティルームも用意出来るようだ。

幸いなことに伺った時には他にお客さんがほぼいなかったこともあって、ゆったりと静かに過ごすことが出来たが、人が入っていると意外と違う印象になるのかもしれない。

居酒屋的に使うグループ客ももしかすると多いのかもしれない。そうなるとまた雰囲気は変わるはずだ。

おススメの一杯ならエイジング・イン・ザ・バレル

倫敦屋酒場

もちろんこの雰囲気だから、アイルランドから空輸されているギネス、キルケニーをチョイスするのもありだし、カクテルだってきっと美味しいに違いない。

倫敦屋酒場

でも、ここでは10ヶ所の蒸留所から取り寄せられたエイジングインザバレルから選んで飲みたいところだ。ゆっくりとチェイサーと交互に飲めば至福の時が訪れる。

倫敦屋酒場

料理もピッツァやパスタやステーキからデザートまで色々とあるようなので、食事の後で、ではなくて最初から訪れるのもありだ。

倫敦屋酒場

ちなみにある日のIzakayahopper Menuはこんな感じだった(↓大関の後だ)。

金沢の木倉町にある創業昭和36年の老舗割烹「大関」。おでんも美味しいが刺身も揚げ物も何でも美味しいお店。先代はなんと103歳までお店に出ていたというから驚きだ。
・アードベッグ10年ハイボール
・ボウモア(エイジングインザバレル)
・ラフロイグ(エイジングインザバレル)
倫敦屋酒場

戸田宏明氏

ところで、ここのオーナーバーテンダーは戸田宏明氏。1946年生まれとおっしゃっていたから72歳ということか。

そしてこの方は本を結構出している。『世紀の二枚舌』シリーズや『勧進帳』に出てくる富樫左衛門泰家を主人公にした『安宅の関』という小説まで書いている(未読)。

伺った翌日本屋に行って探してみたが、探し方が悪かったのか、元々置いてなかったのか見つからず、村上春樹氏の『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を購入してみた。

村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』

「倫敦屋酒場」アクセス・営業時間などなど

最後に「倫敦屋酒場」の基本情報。

住所:石川県金沢市片町1-12-8

電話:076-232-2671

営業時間:17:00~翌1:00

不定休

その他:全面喫煙可

カード可

おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)

但し、お客さんがたくさん入っている時はどうなるのか?はわからない。

倫敦屋酒場バー / 野町駅
夜総合点★★★★ 4.5

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