さて今回は福岡空港の『ラーメン滑走路』のお店。
1年間の期間限定店(2018年11月まで)、『博多焦がし味噌専門五行福岡空港店』。
「博多焦がし味噌専門五行」福岡空港店
この『五行』は元々2000年に天神西通り『博多一風堂』の2Fに誕生したラーメン店。2012年に惜しまれつつ閉店したが、ラーメン滑走路に期間限定で復活。
今は東京・名古屋・京都で展開していて、『呑んで、つまんで、麺で〆る』がコンセプトのラーメンダイニング。
ただこの福岡空港店は他のところとは違って一品料理があれこれとあるわけではなく、ラーメンに特化したお店だ。
そもそもこの『五行』は『一風堂』を始めとした各種飲食店の運営をしている、東証マザーズ上場の外食企業『力の源カンパニー』の直営飲食店の一つ。
店の雰囲気
このラーメン滑走路のお店はどこもそうだが、ガラス張りで店内が良く見える。ここも同じで両側がガラス張り、真ん中は暖簾四枚のうち二枚が巻かれていて中が良く見える。
そしてどこもラーメン屋らしからぬスタイリッシュな内装なのも共通しているところだが、ここも例にもれずなかなかお洒落な雰囲気。
店内は入って右手がテーブル席で4人掛けが4卓、左手がカウンター席になっている。黒と白木とレンガと白いタイルのスッキリとした感じ。
チョークで書いたような文字がなかなか良い感じの黒板が何ヵ所かあって、これもお店の雰囲気づくりに一役買っている。
メニュー
店内に入ったら左手にある券売機で食券を買う。
メニューは、
- 焦がし味噌ラーメン 890円
- 焦がし醤油ラーメン 890円
- 焦がし豚骨ラーメン 890円
- スパイス焦がし味噌 980円
- 特・焦がし味噌 1,090円
- 特・焦がし醤油 1,090円
- 特・焦がし豚骨 1,090円
大盛りはそれぞれ100円増し、替玉は150円、チャーシュー増しは300円、半熟潮玉子が100円。
他には、セット的なものが、
- Aセット ごはん+餃子5個 200円
- Bセット チャーシューごはん 250円
- ちょい飲みセット 生ビール+餃子5個 700円
- おつまみ盛り 450円
サイドメニュー的なものが、
- 博多ひとくち餃子 10個 450円
- 博多ひとくち餃子ハーフ 5個 230円
- ごはん 150円
- チャーシューごはん 350円
飲み物が、
- 生ビール 600円
- 瓶ビール 600円
- 角ハイボール 400円
- ウーロン茶 300円
と言った感じ。
焦がし味噌ラーメン
席に着いてしばらくするとラーメンが運ばれてくる。やはり最初は『焦がし味噌ラーメン』を食べたいところ。
そもそもこの『焦がし』と言うのは、中華鍋で300度以上に熱したラードに、味噌や醤油のタレを加えて一瞬だけ焦がした後、豚骨の澄んだスープを加えるもの。
コク深く香ばしい漆黒のスープが特徴で、九州味噌数種類をベースに最強や岩手の味噌をブレンド。福岡の老舗醤油蔵の添加物を一切使用しない本醸造醤油を使用しているらしい。
出てきた漆黒の丼の中に真っ黒なスープ。濃くて香ばしいいかにも焦がしましたというスープは甘味もあって見た目よりも全然飲み易くてかなり美味しい。ただ激熱なので注意。
バラチャーシューに半熟玉子、海苔、キャベツ、なると。ひき肉も入っている。麺は中細のストレート麺でスープに良く絡む。全体的にはとてもバランスが良くてサッと食べられる。
個性的ではあるが、それが強すぎて食べる人を激しく選ぶほどではなく(もちろん一部の方はダメかもしれないが)、非常に美味しくいただけ、記憶に残るラーメンだ。
焦がし醤油や焦がし豚骨、スパイス焦がし味噌、これらも今度ラーメン滑走路に来た時は食べてみようという気になるお店だ。
「博多焦がし味噌専門五行」福岡空港店基本情報
最後に「博多焦がし味噌専門五行福岡空港店」の基本情報。
住所:福岡市博多区大字下臼井782番地1 国内線ターミナルビル3F 「ラーメン滑走路」内
電話:092-621-7070
営業時間:10:00~21:45(L.O.21:00)
無休
その他:完全禁煙
※同フロアに喫煙スペース有
博多焦がし味噌専門 五行 福岡空港店 (ラーメン / 福岡空港駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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