福岡で失敗しないおひとりさま「独酌しずく」

福岡「独酌しずく」

店名に『独酌』という言葉が添えられているお店と言えば、北海道旭川の『独酌三四郎』と言う昭和21年創業の老舗がある。以前から1度は行きたいと思っていたがその機会は未だない。

鯖料理で評判の春吉のお店「独酌しずく」

福岡「独酌しずく」

そしてもう一軒、福岡の春吉に店を構える『独酌しずく』。こちらは創業2010年とまだまだ若いお店である。

しかしながら、年月だけがそのお店の評価を決めるわけもなく、ここは長崎の五島産のサバを使った料理を中心に随分と評判の良いお店になっている。

「独酌」は一人で飲むということではない

福岡「独酌しずく」

以前何かでここの店主が語っていらしたのを見かけたことがある。店名の『独酌しずく』の『独酌』は一人で飲むということではないようだ。

まあ普通は一人で飲むという意味のはずだが、ここでは、一人一人が好きな肴で好きなように飲んでもらいたいという願いを込めてのものらしい。

そして『しずく』は『酒の一滴は血の一滴』というこで、当たり前だが店名にはそれなりの意味が込められているものだ(まあそうでもなさそうなものも時々見掛けるが)。

アクセス

福岡「独酌しずく」

このお店がある春吉は天神や中州の南側に位置する。最寄りの駅は地下鉄七隈線の天神南駅になるだろう。空港線の天神駅からだと天神南駅までは10分ほど。

その天神南駅から歩いて5分ほどのところ、国体道路から二本奥に入った裏路地的なところにある『プロスペリタ天神Ⅰ』という複合ビルがある。

表に入っているお店をまとめた看板があり、そこには『鳥里庵(ジュリアンと読む)』、『ゑびす屋』、『はいや』、『味十』、『PEPIN』といった店名が出ている。

福岡「独酌しずく」

その中の一軒が『独酌しずく』で、ビルの1Fの奥、突き当り左にそのお店はある。

福岡「独酌しずく」

ただ、入口の扉には何も書かれていないので一瞬ココで良いのかと思う。

福岡「独酌しずく」

ただ扉を開けた先に白い暖簾が掛かっており、そこに店名を見つけることが出来る。

サバ=「きはる」と姉妹店?

福岡「独酌しずく」

このお店のそばには、鯖の名店『きはる』があるが、どうやらここはその『きはる』の姉妹店的おみせらしい。多分大将がそちらで修業をしていたのではないかと思う。

残念ながらその『きはる』にはまだ行ったことがないが、なかなか予約が取れないような人気店だと聞いたことがある。

店内

暖簾を抜けると右手に細長く店が広がっており、10人ほど座れるカウンターがありその後に一列にテーブル席が並んでいる。全部で40席ほどあるだろうか。

全体的にキレイで雰囲気は悪くない。カウンターの先には焼酎の瓶が随分と並べられている。横の冷蔵庫の中には日本酒が同じように色々と入っている。

取り立てて特徴めいたものはないのだが、全体的に何か品の良さを感じる。だからと言って緊張感を感じるようなこともなく、一人でも心地良く過ごせる。

カウンターの向こうでは、中心で大将が黙々と常に仕事をされているので、それを見ているだけで全く飽きることがない。

注文された料理を捌いて手が空いても、例えば大根をかつらむきにして、それを重ねてせん切りにして水にさらして刺身用のつまをつくるのを見ているだけでも楽しい。

実は全く料理をすることがないので、こうやって料理のプロセスを見るだけでもかなり面白く感じるのだ。

メニュー

福岡「独酌しずく」

当然ここに来たら『サバ』を食べる。と言うよりも新鮮なサバを食べてみたいからここに来るわけで、そうでなければ他にも選択肢は色々ある。

ここのサバは長崎の五島の漁師が獲ったものをそのまま直に仕入れている。夕方まで泳がせているものをもちろん生きたまま。それが届いたら即三枚におろす。当然新鮮に決まっている。

だから、その刺身はただのサバ刺しではなく『泳ぎサバ刺し(900円)』となる。甘い醤油で食べても良いし、塩を軽くつけて食べても良い。身が固く歯ごたえもあるが味がやはり良い。

福岡「独酌しずく」

対馬から仕入れている『活〆穴子刺身(1,000円)』も美味しい。こちらはポン酢でかまたまた塩で食べる。やはりコリコリしており噛むほどに口の中に旨みがかすかにひろがっていく。

この二品だけでも充分お酒は進む。日本酒でも良いし焼酎でも良い。大分の麦焼酎『兼八』と『泰明』、更に鹿児島の芋焼酎『八幡』あたりが600円ほどで飲めるのはありがたい。

福岡「独酌しずく」

自家製『おとなのポテトサラダ(450円)』があると大概頼んでみるのだが、これも刺身の合間に食べるにはちょうど良く、しかもかなりの美味しさ。

他にもサバを使った料理が様々あって、どれもこれも美味しそうだが、一人だとそうあれこれ食べられないのが残念なところ。

福岡「独酌しずく」

意外に良かったのが『南関わさびいなり4カン(550円)』。あれこれ美味しく食べて飲んで、最後に何を食べたか?によって、そのお店の満足度は結構違ってくる場合がある。

〆に少しだけ食事的なものをという時には、これは思ったよりペロリとイケるしかなりの美味しさなので満足度が間違いなく上がる一品である。

まとめ

サバ料理中心とは言え、サバ以外のものも美味しいし、他の人が頼んで食べているものを見ていても、どれもとても美味しそうだった。

大将の仕事ぶりを見ながら、新鮮なサバや穴子といったあまり食べられない刺身を肴に、美味しい焼酎を飲めるのだから満足度は高い。

全面喫煙可と言うことだったが、今のご時世、カウンターで吸っている方は誰も居なく、というより料理してるのを見ていたら飽きないので結局吸うこともなかった。

テーブル席には灰皿が最初からあり、カウンターにはなかったので、もしかしたら、カウンターは禁煙になったかもしれないが定かではない。

いずれにしても、サバが好きなら1度は足を運んでみるべきお店ではある。アクセス的には博多駅周辺宿泊だとちょっと面倒だが、行く価値はある。

「独酌しずく」基本情報

最後に「独酌しずく」の基本情報。

住所:福岡県福岡市中央区春吉3-22-7-1 プロスペリタ天神Ⅰ1F

電話:092-771-3002

営業時間:18:00~鯖がなくなり次第終了

     日曜日(月曜祝日の場合は、日曜営業)

その他:全面喫煙可

    予約可

    カード不可

おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)

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