さて今回はちゃんぽんのお店。以前こちら↓で長崎ちゃんぽんの歴史のことを書いたが、その始まりのお店に行ってきた。
長崎「四海樓」
それが『四海樓』。長崎ちゃんぽんと皿うどん発祥の店として知られている。
アクセス
JR長崎駅から向かうのなら、路面電車で約15分。『築町電停』で石橋行に乗り換え『大浦天主堂電停』下車で徒歩1分。
バスなら15分はかからない。『グラバー園入口』下車で徒歩1分。タクシーならその半分くらいの時間で到着する。
大浦天主堂やグラバー園が近いので、その観光ついでに立ち寄る人も多い。修学旅行などの団体もここで食べたりする場合が多そうだ。現に訪れた際にはそう言った団体が3組ほど居た。
店構えがスゴイ
この『四海樓』の創業は明治32(1899)年。最初は中華菜館兼旅館として始まった。今の建物は平成12年、創業100周年を機に新築したものだそうだ。
その店構えはなかなかのもので、大階段がまず目を惹く、5F建てのまるでホテルのような店構えだ。
食べるだけではない
1Fは四海樓名店街になっていて、ちゃんぽん・皿うどん・からすみや長崎銘菓などが売られているので、ここでお土産を買う人も多い。
2Fは無料で入れる『ちゃんぽんミュージアム』になっている。四海樓とちゃんぽん、皿うどんの歴史を物語る展示品が色々。公開時間は11:30~20:00。
3Fは予約専用の洋室で、約80名が収容出来る椅子席。
4Fも予約専用だが、こちらは和室(座敷)で、約100名様収容の大広間から、約10~20名が収容出来る部屋がいくつもある。
5Fは眺めが素晴らしい展望レストラン
そして5Fが展望レストラン。1F大階段横にエレベーターがあるのでそこから一気に5Fへ。気付かず大階段を上がってしま和ないように注意。とは言えこの大階段は上がってみたくなる。
エレベーター内の階数が漢字なのが新鮮。5Fでエレベーターの扉が開くと既に店内。どこに座れるかはわからないが、当然窓際の席がおススメ。
大きな窓からは長崎港や稲佐山が眺められる。ここは予約は受け付けていないので窓際になるかどうかは運次第。
メニュー
ちゃんぽんと皿うどん発祥のお店だから、当然このどちらかを食べるべき。もちろん他にも当たり前だが中華料理は色々ある。
ここのちゃんぽんは錦糸卵が乗っかているのが他とは違う特徴だろう(他でもあるかもしれないが今のところお目にかかったことはない)。
創業時から変わらない秘伝のスープは鶏ガラと豚骨とのブレンドしたものだ。9種類の具材の旨味が加わってかなりの美味しさ。太麺が濃厚なスープがよく絡む。
あっという間にペロリと食べられてしまう。
まとめ
ちゃんぽん発祥のお店ということで話のタネにもなるし、その店構えを見るだけでも楽しいし、ちゃんぽんミュージアムもあるしお土産も買える。
展望レストランは眺めが良いし、立派なお店過ぎてちゃんぽんだけ食べておしまいで良いのかなと思う方も居るかもしれないが全然問題ないし、1度はやはり行っておきたいお店だ。
長崎「四海樓」基本情報
最後に「四海樓」の基本情報。
住所:長崎県長崎市松が枝町4-5
電話:095-822-1296
営業時間:11:30~15:00
17:00~21:00(L.O.20:00)
不定休(次回のお休みはホームページで確認出来る)
四海樓 (ちゃんぽん / 大浦天主堂下駅、大浦海岸通駅、石橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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