何度か伺おうとしてもお休みだったり満席で入れなかったりと、縁がないのかなというお店があったりするものだ。
ただそういうお店に限って、『どうせ今日もダメだろう』と言う感じで電話をすると意外にアッサリと大丈夫なことが多かったりもする。
宮崎「とりとみ」
そういうわけで、今回のお店は随分久しぶりとなった、宮崎はニシタチにある妻地鶏の炭火焼の名店と言って良いだろう『とりとみ』。
駅の近くなら『粋仙』、ニシタチならココというのがボクの基本。
ただ『粋仙』も移転して駅近くと言う訳でもなくなったけれど。
妻地鶏
ところで『妻地鶏』というのは、在来鶏であるロードアイランドレッドを、ストレスが貯まらないような快適な環境で飼育したもの。
飼育密度を1平方メートル当り10羽以下に制限をしていることで、運動がしやすくなり、それで肉に締りが出て旨味が増すのだそうだ。なるほど。
アクセスと外観
さて『とりとみ』だった。お店は一番街のアーケードを抜けて少し行ったところ左にあるウエストビルの1Fに店を構えている。少し奥まったところにあるので見逃さないように注意。
そして店構えだけを見ると、そんなに惹かれる感じはしない。臙脂色に白く店名が染め抜かれた暖簾と、同じく扉のガラスのところの店名がなければ喫茶店か何かのような感じなのだ。
ただそんな外観とは打って変わって、お店に入れば美味しい料理と沢山の種類のお酒が待っている素晴らしい空間となる。
店内
お店は細長くそんなに広くはない。右がカウンター。左には小上がりがある。
カウンターの付け台には焼酎の瓶がびっしりと並んでいる。上の棚も同様。カウンターの向こう側の冷蔵庫には、今度は日本酒の様々な銘柄が同じように隙間なく入っている。
これだけ焼酎と日本酒両方の品揃えがしっかりとしているお店は意外に少ない。大概はどちらかだけの場合が多い。
何でも大将は元々は日本酒好きだったそうだが、宮崎と言えば焼酎の蔵元が沢山あるわけで、段々とそちらも増えていったということだ。日本酒が先だからここまでになったのだろう。
メニュー
その焼酎と日本酒の品揃えも相当なのだが、それぞれ金額もかなり良心的と言える。例えば『百年の孤独』も1杯500円なのだ。
白・黒霧島と木挽白・ブルーは380円以外はほぼ1杯500円。時々600円とか少し高めのものもあるが、これはどう考えても安い。量も普通にロックでナミナミだ。
他にも『日本酒60分飲み放題¥1,500』と言うのがあって、『獺祭』や『飛良泉』や『而今』などが飲み放題という素晴らしさ。90分でも2,000なのだから充分にもとがとれてしまう。
もちろんお酒の揃えが良いだけではない。料理もまた美味しいのだ。お通しからして普通に美味しい。
例えば、『名物!!妻地鶏の炭火焼き~大1,680円、中1,380円、小1,000円』などはまあ必食だろう。焼き加減が抜群だ。
『漬け込みチーズ2種(たまり醤油・酒粕)580円』は肴にはもってこい。
『あつあつ枝豆(450円)』は本当にアツアツ。
『リコピン取りましょ!トマトスライス(450円)』などなど。
そうそう鶏だけではなくお魚も美味しい。
まとめ
要する料理もお酒もバラエティに富んでいるし美味しいし、大将を始め、お店の方は皆さん良い方だなので居心地も良いし、本当に満足度の高いお店なのだ。
これがいつ行っても入れると良いのだが、なぜかなかなか伺えない。そういう意味では予約して行った方が良いかもしれない。
宮崎「とりとみ」基本情報
それでは最後に『とりとみ』の基本情報。
TEL:0985-23-7377
住所:宮崎県宮崎市中央通6-5 ウエストビル 1F
営業時間:18:00~24:00
火曜休
その他:予約可
全面喫煙可
カード不可
おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)
とりとみ (居酒屋 / 宮崎駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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