鹿児島で失敗しないおひとりさま「菜菜かまど」

鹿児島『菜菜かまど』

鹿児島の天文館は集中して色々なお店がある。

なので、例えばこの辺りに宿泊をすれば、様々なお店に近いので非常に便利だし、あちこち行ってみようかとなる。

なので、ついつい鹿児島に出張となると必ずどこかで飲むことになる。それに温泉の立ち寄り湯もあるので、本当に楽しいところだ。

鹿児島「菜菜かまど」

鹿児島『菜菜かまど』

そんな中で今回は『菜菜かまど』。

店名の由来

『菜菜かまど』の店名の由来は聞いたことがないが、植物に『七竈(ななかまど)』というのがあるがそれと関係あるのだろうか?

確か『七竈』は7回かまどに入れても燃え残るほど燃えにくいから『ななかまど』というらしいが、お店がずっと続くようにという意味もあるのだろうか?

そう言えば、木山捷平の『井伏鱒二・弥次郎兵衛・ななかまど』っていうのがあったけど、あっちとは関係ないのかな。

探せるかな?

鹿児島『菜菜かまど』

このお店、わかってしまえばすぐに行けるのだが、初めてだとなかなか探せないかもしれないような場所にある。

そして、1度行ってしまえば全然躊躇なく入れるのだが、知らないと入ろうかどうしようか迷うかもしれない。

鹿児島『菜菜かまど』

何しろ非常に細い路地の奥にお店がある。この細い路地自体を見過ごしてしまうこともあるだろうというくらいの細い路地なのだ。

その路地は二本町通りにある。『サンデイズイン鹿児島』というホテルのちょうど向かい側くらいのところだ。

路地を入っていくと感知器で照明が点く。確かに暗い細い路地だから、こういうシステムがあった方が安心して奥へと進めるかもしれない。

鹿児島『菜菜かまど』

ちゃんと看板が出ているので迷うことはない。

店内

鹿児島『菜菜かまど』

木の扉を開けて中に入ると、L字カウンターだけのこじんまりとしたお店だ。左手に階段があり二階もあるようだが行ったことはない。

鹿児島『菜菜かまど』

木材を基調とした店内の照明は若干薄暗い。音を絞ったTVが点いているがその明るさが目立つくらいだ。

鹿児島『菜菜かまど』

とても静かで、料理をつくるいろいろな音が良く聞こえる。非常に落ち着いている雰囲気で、一人でゆったりと飲むには最高の場所だ。

鹿児島『菜菜かまど』

木の色が良い感じになってきているカウンターは結構奥行きがある。こういう奥行きのあるカウンターは良い。

メニュー

鹿児島『菜菜かまど』

ここで食べるべきはいくつかあるのだが、そのうちの一つがやはり『刺身盛合わせ』は食べておきたい。醤油は甘口と辛口とちゃんと両方用意されている。

鹿児島『菜菜かまど』

そして『鰹の腹皮』。腹皮と言っても皮ではなく腹の身の部分で、これを注文すると店内は煙モクモク状態。とにかく美味しくてお酒がどんどん進んでしまう。

鹿児島『菜菜かまど』

そして『とび魚のつけあげ』。

形が丸くなるように転がしてじっくりと中火にかけた油でじっくり15分ほどかけて揚げる。外はカリカリで中はフワフワでこれまた本当に美味しい。

鹿児島『菜菜かまど』

お酒はビール、焼酎、日本酒、梅酒、酎ハイ等々あるが、最初はビールだとしても、やはり焼酎に当然切り替わる。

鹿児島『菜菜かまど』

ここでの焼酎は『三岳』か『八幡』しかない。どうせならあまり見かけない『八幡』を呑みたいところだ。グラスでも1合からでも頼める。

鹿児島「菜菜かまど」

1合を頼むと氷とステキな入れものに焼酎が入って出てくる。

鹿児島『菜菜かまど』

グラスもここのものはキレイで結構好き。

鹿児島『菜菜かまど』

それで、この『八幡』は高良酒造の芋焼酎。

鹿児島『菜菜かまど』

蔵の裏の飯倉山から何百年も前から湧き出る水を割り水や仕込み水に使い、使う芋もその日に仕込む分しか用意せず、非常に丁寧につくられている。

鹿児島『菜菜かまど』

いわゆる普通の八幡と共に『古八幡』も置いてある。こちらは黒麹だけでつくられており、長期貯蔵したものだから当然素晴らしい味。

鹿児島『菜菜かまど』

まとめ

というわけで、非常に落ち着いた雰囲気で静かに一人で飲める場所だ。とても居心地が良い。料理もお酒も抜群だし本当に良いお店だ。

鹿児島「菜菜かまど」基本情報

最後に「菜菜かまど」の基本情報。

住所:鹿児島県鹿児島市山之口町10−18

電話:099-225-7588

営業時間:11:00~23:30

     日曜・祝日休

その他:全面喫煙可

    予約可

おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)

菜菜かまど割烹・小料理 / 高見馬場駅天文館通駅甲東中学校前駅
夜総合点★★★★ 4.0

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