農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ)

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

今回は今や大人気で手に入り難い『農口尚彦研究所』の造るお酒のラインナップから『農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017』だ。

農口尚彦杜氏

1932年(昭和7年)12月24日生まれの農口尚彦杜氏、祖父と父の二代続く杜氏の家に生まれ、16歳で静岡の『山中正吉商店』で修行を始め、27歳で石川に戻って『菊姫』で初めて杜氏に 。

そこでの36年の間に連続12回全国鑑評会金賞受賞、通算24回金賞を受けると言う輝かしい記録の持ち主。

それから現在まで70年以上酒造りをしてきたと言う、唯一杜氏で『現代の名工』にも認定された『酒づくりの神様』と言う異名を持つ伝説の杜氏である。

ただこの方、実はお酒が飲めないのだそうだ。それでも美味しいお酒を造り続けてきたのだからちょっと驚く。

少し前にNHKのニューズ番組で紹介されていたのを見たが、1度は一線を退いたものの2017年に復活、夢や情熱をもった若者と酒造りをしたいという熱い想いを受け止め、

「農口尚彦研究所」は、現代の名工である農口尚彦杜氏の「匠の技術・精神・生き様」次世代に継承することをコンセプトとして設立された全く新しい酒蔵です。

と言うことだ。

蔵は石川県の観音山の麓、観音下町にある。日本酒と農口杜氏の歴史や酒づくりを見て学べるギャラリースペース、完全予約制の有料テイスティングスペースなどを備えた近代的な蔵だ。

日本酒を仕込むタンクの周りには大きな農口杜氏の写真と言葉がある。この写真の杜氏の目の鋭さは怖いくらいだ。

酒造りなんてものは
「わかった」と思った時分はわからないんです。
だから、わからんものとして始まらなかったら
絶対につかみ取れない。

ただインタビューになるとかなり優しいおじいちゃんにもなる。

酒造りに大切なのは、ものに対する愛情。
ものを言わない菌ですから、
まるっきり正直にならなくてはだめなんですね。
誤魔化そうなんて考えたら絶対成功できない。
身を粉にしてでも、ものに合わす。
麹菌に合わすんだ、酵母菌に合わすんだ自分を。そういう気分にならないと良い酒はできない。
自分の都合を押し付けとるようじゃ
絶対酒はこっちを向いてくれない。

ただ、今も厳しいのかもしれないが、昔はもっともっと厳しくて、かなりの怖さだっんだろうなと言う感じだ。

ひと口飲んで
「ああ、おいしいなぁ」っていう、
ため息が漏れるような酒を造りたい 。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

そんな『農口尚彦研究所』がつくるお酒の中から、今回は『農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017』だ。

杜氏の言葉を借りれば、

私が約40年間造り続けているお酒です。
精白の高さゆえ、できたばかりは味が薄く、綺麗な旨味と香りがのってくるまで少し寝かせなければなりません。
お正月前後の一番空気が澄んで寒い時期に魂を奮い立たせて仕込みます。
繊細なお料理を作られる味覚の繊細な高級和食店の料理人さんたちにも絶賛されるお酒です。

と言うことだ。だから『2017』なわけだ。瓶詰めしたのが2018年8月で出荷が2019年3月になっている。

ゴールデンパインのような南国の果実を連想させる香り。口に含むと瑞々しく透き通るような爽やかな味わいで、甘い香りとやさしい酸味が上品さを際立たせています。喉越しの余韻は長く、美しいキレが楽しめるお酒です。冷酒でお楽しみ下さい。

である。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

白い外箱には杜氏の頭文字の『の』の字を型取りながら、おちょこの『蛇の目』をイメージしたロゴデザインが目を惹く。金色である。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

右上にもやはり金で小さなロゴと『農口尚彦研究所』、左端の真ん中には同じく金で『NOGUCHI NAOHIKO SAKE INSTITUTE』。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

グレーっぽい色の内箱にもロゴが浮かび上がっている。日本酒の箱と言う感じがしないスタイリッシュなものだ。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

箱を開けると、左側にお酒が固定されて入っている。

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

開いた箱の右には杜氏本人の『夢造』の文字とサインと落款。素敵な文字だ。その下には日本語と英語で、

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

農口尚彦研究所」は、現代の名工である農口尚彦杜氏の「匠の技術・精神・生き様」次世代に継承することをコンセプトとして設立された全く新しい酒蔵です。
こちらのお酒は、酒づくりに人生を捧げる夢と情熱を持った若者たちと共に農口杜氏が造った「魂の酒」です。
農口杜氏と若者達の「夢」を、お酒から感じて頂けますと幸いです。

“Noguchi Naohiko Sake Institute” is a new brewery launched with the concept of passing down the skills,spirit and the way of life in sake brewing from Mr.Noguchi.This sake is “soul-stirring sake”made by Mr.Noguchi and his young disciples who have devoted their lives to making sake.Tougether they have passion and a dream.We would appreciate it if you could feel the “dream” of Mr.Noguchi and his young sake brewers.

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

と書かれており、その下にその若者たちと並んで写る農口杜氏の写真がある。全部で9名が写っている。

ラベル

農口尚彦研究所 純米大吟醸酒 無濾過原酒(1度火入れ) 2017

地の色は何色と言えば良いんだろうか?実際には黄枯茶みたいな感じの色なのだが、その地の上に今度は白でロゴが書かれており、横には黒で『杜氏』とサイン、そして赤い落款。

上には『NOGUCHI NAOHIKO SAKE INSTITUTE』、その下には『2017』の黒い文字。

このロゴは1度見たら忘れられない。シンプルで美しく、でもインパクトのあるロゴである。

首の所には縦に細い長方形にロゴと『農口尚彦研究所』 と言う感じで、とにかくスタイリッシュだ。

スペック

産地:石川県
蔵元:農口尚彦研究所
精米歩合:50%
酒米:兵庫県産山田錦
アルコール度:17度
日本酒度:―
酸度: ―
アミノ酸度:―
酵母:―

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