大分老松酒造の麦焼酎「月心」

麦焼酎「月心」

だいたいお家で飲む焼酎は黒糖焼酎『まんこい』なのだが、たまには違うものもといつも思ってはいる。

ただ、そうやって違うものを注文してみたのは良いが、大概はやはり『まんこい』で良かったのにとなってしまう場合が多いのだ。

家で飲む焼酎は決まっている。2009・2010年2年連続モンドセレクション最高金賞を受賞したこともある、弥生焼酎醸造所がつくった黒糖焼酎まんこい30度だ。いったい何本飲んだだろう?

ただ今回の大分県の麦焼酎『月心』は、そう言ったことにはならなかった珍しいケース。

麦焼酎

ところで麦焼酎の発祥の地はどこなのか?と言うと、16世紀の長崎県・壱岐なのだ。いわゆる『壱岐焼酎』。

麦焼酎の原料は大麦。ウイスキーも同じ大麦が原料だが、ウイスキーは麦芽で麦焼酎には麦麹が使われている。

老松酒造

今回の『月心』は麦焼酎の1つで、大分県の日田にある『老松酒造』がつくっているもの。創業は寛政元年(1789)。

日田は江戸時代は江戸幕府の天領だったところ。要は直轄地、幕領だね。天領とは明治時代以降に使われた名前で、江戸時代の正式名は御料・御領。

天領は年貢の負担が軽く、結果、『九州の小京都』といわれるほど独特の豊かな文化や産業が育った場所だ。

そこに創業した『老松酒造』の名前の由来は、日田の老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適しており酒造りを始めたことからのようだ。

月心

麦焼酎「月心」

さて、その『老松酒造』と言えば、『麹屋伝兵衛 』とか『閻魔』とか『おこげ』とかを思い浮かべる。

その中にあって、この『月心』は『今までにない個性的な麦焼酎を』のコンセプトで開発された全麹仕込み・黒麹の贅沢な麦焼酎なのだ。

麦焼酎にしてはあまりない珍しい28度。だからと言って、その喉越しは重くはない。むしろスムース。

黒麹を使用した全量麦麹だからコクと深みがあり、バランスに優れた中取り部分を使用しているので雑味のない風味。無濾過なのでその味はまろやか且つふくよかで本当に美味しい。

ラベル

麦焼酎「月心」

ラベルは菱型の和紙を使っている。なかなか存在感がある。そこに大きく『月心』の文字。間に平仮名で『げっしん』。基本金色なのだが、心の点の一つが赤なのがアクセント。

右上には『無濾過』の文字。、また、心の下に心の点の1つのように『老松酒造』の落款。更に左下には『黒麹・全麹仕込み』の文字と『大分麦焼酎』の落款。

麦焼酎「月心」

首の所には丸い金のラベルが貼られている。そこには『本格麦焼酎 中取り』の文字。また、花札のような札が掛けられていて、『ものいわず 心つらぬく 月明かり』とある。

麦焼酎「月心」

いずれにしても良い感じの姿の一升瓶で、見た目も良いが味も良いと言う、非常に優れた麦焼酎である。

スペック

では、最後に『月心』の基本情報。

産地:大分県
蔵元:老松酒造
原材料:麦・麦麹
製法等: 全量黒麹仕込み・無濾過
アルコール度:28度
分類:焼酎乙類

いつもお酒を購入しているお店がココ!

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