長崎で飲むとなると、大概は思案橋横丁の更に細い路地に入ったところに店を構える『こいそ』に行くことがもっぱらなのだが、たまには違うところと思い言ったお店が今回。
長崎「安楽子」
長崎の思案橋近く、市電が走る通りから1つ細い道を奥に入った角にあるのが『安楽子』だ。
読み方は『あらこ』である。
福山雅治で有名な『思案橋ラーメン』のすぐそばだ。
店内
濃い紺に白抜きで『安楽子』と染め抜かれた暖簾をくぐって中に入ると、左手がカウンターで右手がテーブル席。奥には座敷もあり、更に二階にも席があるようだ。
創業は1973年。45年の歴史のあるお店だが、店内は古いながらも常にキレイに磨き上げられている感じがよくわかる。
白木のカウンターの上にはケースがあって、様々な魚が並んでいるのを見ることが出来る。カウンターの中では大将が忙しそうに動いている。
TVが点けられているので、一人で入っても退屈することもなく、のんびりとテレビを見ながら美味しい料理とお酒が堪能出来るのが嬉しい。
メニュー
先ずは飲み物。ビールならキリンの『クラシックラガー』か。
そして、やはりここに来たら魚が食べたい。『刺身盛合せ』があるので、そこから始めるのも良いだろう。どれも新鮮なのだろう、歯ごたえが抜群に良い。
天ぷらも美味しい。『しわし天』なんかペロリと食べられる。
あとは『鉄火巻き』も美味しい。ここの鉄火は鮪を使っていない。鰤を使っているのだが、これがまた良いのだ。
飲み物はやはり麦焼酎『壱岐』でしょう。ホワイト・オーク樽に貯蔵して熟成させた本格焼酎は長崎に来たらやはり飲んでおきたい。
何しろ500年の伝統があって、米麹1/3、大麦2/3を使用した壱岐独特の焼酎なのだ。麦の風味と、米麹使用による天然の甘味が特長だ。
まとめ
たまには違う場所で、の時には大正解の『安楽子』。地元の方が多いのだろう、様々な客層が足を運ぶ人気店。
長崎「安楽子」基本情報
最後に「安楽子」の基本情報。
住所:長崎県長崎市浜町7−20
電話:095-824-4970
営業時間:16:30~22:00
日曜休
その他:分煙(カウンターは禁煙)
予約可
カード不可
おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)
安楽子 (割烹・小料理 / 観光通駅、思案橋駅、西浜町駅(アーケード前))
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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