また一軒の名酒場が無くなった…盛岡「愛染横丁」

盛岡「愛染横丁」

平成三十年十二月二十八日をもって

閉店いたしました

これまでお引き立て賜りまして

誠にありがとうございました

                               愛染横丁

何て言うことなんだろう、以前『とらや』が閉店してしまったことはここでも書いたが、もう一軒、近くにあったボクの好きだったお店がまた閉店してしまったようだ。

それもつい最近のことで、2018年12月28日のことだったらしい。そのお店の名前は『愛染横丁』だ。少し前のものだが、ここに記録しておきたいと思う。

盛岡「愛染横丁」

盛岡と言えば盛岡三大麺を思い浮かべる方も大いに違いない。冷麺にじゃじゃ麺にわんこそば。その中のわんこそばで有名なお店の1つが、創業明治40年の『東屋』だ。

アクセス

その『東屋』から『盛岡信用金庫』の脇を抜ける細い道の脇の更に細い路地の奥にあったのが、『愛染横丁』だ。

盛岡駅から歩くとなると30分近くかかるだろう。タクシーで行けば10分程で到着するだろう。『とらや』からなら5分程のところだった。

外観

お店は蔵を改装した一軒家二階建ての建物。路地の奥に見える白いその姿は非常に雰囲気があって素敵だった。

入口のところには端に小さく『愛染横丁』と書かれた5枚暖簾が掛かっている。格子戸から漏れる灯が何とも優しい感じであった。

入口には張り紙があり、

当店では、皆様にお酒を本当に美味しく楽しんで頂く為に、お酒の香味を失う様な強い香りの香水等をお使いの方には、入店をご遠慮頂いております。

                                 店主

なんだけど、喫煙はOKだったのが嬉しくもあり、良いのかなと申し訳なくも思ったりした記憶がある。

店内

店内は外観の蔵造りのつくりとは裏腹に、何と言うか可愛らしい雰囲気が漂っている。目の前には変型の緩やかなS字を描いたカウンター席。8席程だったはず。

カウンター内には店主の娘さんとその母、厨房に父と言う家族三人で切盛りされているお店だ。だからと言って家庭的雰囲気の内装なのかと言うとそうでもない。

ただ招き猫が並んでいたり、可愛らしい絵の入った額縁が飾ってあったり、スッキリと清潔感溢れる店内はほんわかした雰囲気で居心地はすこぶる良い。

メニュー

注目は『今月のお酒』と『おすすめメニュー』が書かれたカウンター端の壁に貼られた小さなボードだ。

決して多くはないが全国各地の美味しいお酒の名前が貼り出されている。おすすめメニューはさほど変わったものは見当たらない。

ただお酒の肴にはちょうど良いものばかりだ。

どれも普通に美味しい。

これが良い。

お酒の徳利はかごに入ったものから好きなものを選べる。

意外にこの選べると言うのがたのしかったりするものだ。

自分で選んだお酒を自分で選んだ御猪口で飲むは良い。

まとめ

なぜ閉店してしまったのか?の情報はない。あの蔵造りの建物も内装も非常に素敵だっただけに、閉店は事情はあるだろうがとてももったいないと思ってしまう。

そしてあの独特の柔らかい居心地の良かった雰囲気が失われてしまったことは非常に残念でならない。

「愛染横丁」基本情報(閉店)

さてつい最近まで存在していた「愛染横丁」の基本情報だ。もうないのであまり意味はないのだが、記録として。

住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目3−21

電話:019-651-9052

営業時間: [月~金] 17:00~23:00(L.O22:00) [土] 18:00~22:00(L.O21:00)

     日曜・祝日休

その他:予約可

     全面喫煙可

    カード不可

おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)

愛染横丁割烹・小料理 / 上盛岡駅仙北町駅盛岡駅
夜総合点★★★★ 4.0

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