広島と言えばやはり牡蠣を思い浮かべる方も多いと思うが、この広島牡蠣は室町時代から養殖されていたそうだ。
江戸時代には広島の牡蠣養殖業者が大阪の市場まで牡蠣を運搬するようになり、やがてその船が河岸に係留してかきを直接販売し始める。
それが明治の始めの頃から牡蠣料理店となって、最盛期には100隻近くがあちこちで営業していたようだ。いまではもう殆どない。
広島「かなわ広島空港店」
そんなかき船がなくなっていく中で、昭和38年に開店した『かき船かなわ』は今も営業していおり、今では様々なコンセプトのお店が7店もある。
アクセス
その中の1つが広島空港にもある。それが『かなわ広島空港店』である。出張中に牡蠣を食べなかった時でも最後にここで食べることが出来るのである。
ちなみに広島空港は広島駅からバスで40分ほどのところにある。わざわざ空港に用がなければこのお店には行かないが、東京に帰る際には便利なお店だ。
外観
それでこの『かなわ』は当たり前だが広島空港ビルにある。3Fに大きく『かなわ』と書かれた看板があるのですぐにわかるだろう。
入口が2つある。一つは大衆食堂的な入口で、もう一つが『Oyster Bar』と書かれた入口。別々のお店と最初は思ったが中は繋がっている。
店内
店内はバーカウンターのような席と、飛行機の発着が見えるテーブル席がある。個室もあるようだ。明るいうちなら開放感のあってとても気持ち良い店内だ。
メニュー
このお店を使う場合、飛行機に乗るまでのわずかな時間しかないのが普通だろう。そこでおススメが『広島プレート』だ(それしか頼んだことがない)。
広島産の牡蠣が3種類とドリンクのセットで、
ドリンクはスパークリングワイン、赤・白ワイン、生ビール、冷酒から選べる。
牡蠣はその時々で違うのだろう。
ここで食べられるものとしてメニューにその時に出てたものは、先端、宮島、かき小町、沖ノ島、大黒神島、広島、岩がき。
写真は広島・大黒神 ・先端だったはずだ。先端だけ2個。それぞれ食べ比べると味の違いが良くわかる。
アイラ島のシングル・モルトウイスキー『ボウモア』が一緒に出てくるので、ちょっとだけ垂らして食べるとまた違う味わいになるのが楽しい。
まとめ
ほんの少しの時間ではあるが、美味しい生牡蠣を食べて飛行機までの時間を過ごすのも悪くない。ちょっとした贅沢気分が味わえる。
お土産
『かきの珍味詰合わせ(3コ入)』。
これが意外に良い肴になって、
美味しかった。
結構おススメ。
「かなわ」広島空港店基本情報
さて、最後に「かなわ広島空港店」の基本情報を。
住所:広島県三原市本郷町善入寺64-31 広島空港ビル3F
電話:0848-86-8330
営業時間:08:00~20:30
無休
その他:分煙
カード可
おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)
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