岡山でラーメンを食べるとなると、手っ取り早く駅ナカにある『麺屋 匠』か、駅からすぐの『小豆島ラーメンHISHIO 岡山駅前店』に行くことが多いのだが、今回は別の新しいお店。
お店の名前は『こびき』と言う。どういう意味なのか?は聞かなかったが、『木挽』なのかもしれないし、大将の名字なのかもしれない。
アクセス
場所は、JR岡山駅の東表口から道路をはさんで向かい側に桃のオブジェが見える岡山駅前商店街を入っていき、左側の2つ目の道を曲がって進む。
東横INN岡山駅東口の前を通り、二本目の道を右に曲がって進んで行くと、喧騒から離れた場所にひっそりと佇むそのお店がある。
外観・店内・店主
外観は至って普通の建物。ガラスの引き戸二枚には、白く『濃厚味噌 煮干し』、『開店時間 11:30~14:00 18:00~20 :00 定休日日曜日 祝日』の文字。
引き戸の横には『自家製面』の木の看板、上には同じく木の看板に『中華そば こびき』の文字が。
店内はL字カウンターになっている。10席もないのではないか。非常に小さな空間である。入ってすぐ右の食券機でメニューを選んで着席。
今作っている分をつくり終えないと食券を受け取ってもらえない。水も出てこない。批判しているのではない。作ることに集中している感じが何だかとても良いのだと言うこと。
見ていると、不器用なのか丁寧なのかわからないくらい、じっくりとした一つ一つの行動。何となくそれだけで美味しいんだろうという期待感が高まる。これも良い感じだ。
メニュー
ラーメンは大きくは3つに分かれている。1つは『煮干し醤油味』、もう1つは『濃厚味噌味』、そして残る1つは『和風醤油味』だ。
どれも大盛りでも価格は同じと言うのが嬉しい。『煮干し醤油味』は650円。味玉を入れると750円でチャーシューメンになると850円。
『濃厚味噌味』は『煮干し醤油味』と同じだが、価格だけが少し違って、全てプラス30円となる。
『和風醤油味』はつけ麺で、普通も大盛も700円だけれど、特盛だけが780円とプラス80円になっている。
それ以外は、トッピングで『のり増し』50円、『メンマ増し』100円、『味付玉子増し』100円、『チャーシュー増し』200円と言ったところ。
その他、ライス(小)50円、ライス100円、メンマ丼200円、チャーシュー丼300円。ビール(中瓶)450円。これで全てのメニュー。よくよく考えるとかなりCPは良い感じだ。
頼んだのは『煮干し醤油味』。これは美味しい。間違いなく美味しい。煮干の風味を全面に押し出したと言うよりも、かすかに煮干の風味を感じるまろやかな味わい。
麺は北海道産の小麦を100パーセント使用した中太ストレートタイプの自家製麺で、これがスープと上手く絡んで絶品。白ネギと柚子のアクセントもまた良い。
真空低温調理が施された鶏と豚のチャーシュー もまた良い。これはなかなかの一杯である。
こうなると『濃厚味噌味』や『和風醤油味』も食べてみたくなる。久しぶりに美味しいと言うよりも、良いラーメンを食べられたと言う感じだ。
まとめ
ここのラーメンは岡山に来たら是非とも食べた方が良いとお勧め出来るだけの逸品だ。とは言えラーメンって言うやつは好みの違いで評価は分かれるだろう。それでもここは悪くない。
「中華そば こびき」基本情報
それでは最後に「中華そば こびき」の基本情報。
住所:岡山県岡山市北区駅前町1丁目6-11
TEL:非公開
営業時間:11:30~14:00
18:00~20:00
日曜・祝日休
その他:全面禁煙
カード不可
予約不可
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