またもや陸奥八仙は今回で10本目
青森県八戸市にある蔵元、八戸酒造がつくる『陸奥八仙』がここに出てくるのはいったい何度目だろう?たぶん銘柄としては1番多く出てきているはずだ。
もちろん、それぞれ違う季節限定酒。ここには出てきてなくても、他のものも随分と呑んだ気がする。
ちなみにここまで出てきたものはこんな感じ。
今回は『陸奥八仙 芳醇超辛純米 生原酒』
それで今回呑んだのは、『陸奥八仙 芳醇超辛純米 生原酒』。以前にここで出てきた気がしていたが並べてみるとまだだったね。
だいたい陸奥八仙は通年通して販売されている定番酒があって、その定番酒の季節限定のものが多い。このお酒も火入れしたものが定番酒である。それの生原酒が今回のものになるのだ。
このお酒の特徴を一言でいうと『香りと味のある超辛口』という感じだ。いかにも八仙らしい。
無濾過生原酒ならではの溌剌とした味わい、新酒ならではの若々しさはもちろんある。そして洗練されたフルーティさのある豊かな香味。
酸と豊かなコク、後味鋭い切れ味。毎年呑んでいるがこの季節ならではのもので本当に美味しい。
麹には酒造好適米の『華吹雪』が使われている。1985年、青森県農業試験場で『おくほまれ』と『ふ系103号』を掛け合わせたもので、寒さに強く病気に強い。
大粒なので高い精米には向いていない。ここでは精米歩合は55%だね。コクがあってスッキリとした味わいのお酒になる。
掛米には『まっしぐら』を使用している。こちらも青森県産のお米だ。すっきりとした素直な甘み旨み、起伏のある酸味、香りも華やかですっきりとしたお酒になる。
ラベル
ラベルはいつもの『陸奥八仙スタイル』だが、黒の地に赤での『陸奥八仙』の文字は、他のものと比較して結構インパクトが強い。
右端には白く『芳醇辛口』の文字。これがまた良い感じで目立つ。
また、生原酒だから黒に金の『生』の丸いシールが上に貼られている。
裏ラベルも至ってシンプルにデータが載せられている。
どれもいつものラベルだが、いつものだから安心して呑めるのだ。
データ
では、最後にこのお酒のデータ。
産地 | 青森県 | 容量 | 1800ml |
蔵元 | 八戸酒造 | 日本酒度 | +5 |
度数 | 16% | 酸度 | 1.2 |
精米歩合 | 65% | アミノ酸度 | 非公開 |
原料米 | 華吹雪/まっしぐら | 酵母 | 非公開 |
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