記録と記憶の場所として

鍵屋

3周年

ここを立ち上げてから、
かれこれ3年が経とうとしている。

この3年という月日は長いようで、
実は結構短いと感じている。

適当に昔の記事を拾って読んでみると、
もっとずっと昔の話のような気がするのだ。

この3年間で世界が随分と変わってしまったせいかもしれないし、
自分自身もあれこれと環境が変わったことがその理由なのかもしれない。

まあ考えたところで、
答は出ないし出なくても別に困りはしない。

(〇)記憶と記録 (×)古い情報

ところでこの3年間で、
ここに出てくるお店たちはその後どうなっているだろうか?

こんな世の中になってしまって、
もしかすると既に店を閉めてしまったところがあるかもしれない。

なくなってはいないけれど、
随分と違う雰囲気になっているかもしれない。

では、
ここに出てくるお店の情報は意味のないものになってしまったのだろうか?

もちろん今の情報を知りたい人にとっては、
少しばかり昔の情報になるから読んで損したと思う人もいるかもしれないな。

でもね、
ボクはそうは思っていないんだ。

確かに今はどうなっているのか?はわからないけど、
これはこんなお店があったんだという記憶と記録だからだ。

そのままならそれに越したことはないし、
仮にもう営業をしていなくても過去にあったという事実は変わらない。

更新しても過去は消さない

もしも今でもこの時のままなら、
どこもまた行きたいお店だ。

また訪れることがあれば、
当然更新はするだろうけど過去の文章を削ろうとは思わない。

その時の空気はその時に訪れたから感じたことだし、
今がどうあれそれがその時の姿だから残していおきたいのだ。

いつかまた訪ねて更新出来たら良いなとも思うが、
このまま昔の記憶と記録として留めておきたいという想いもある。

いずれにしても、
あの時のような生活はもうできない。

できないと、
それが余計に恋しくなることもある。

叶わないなら、
余計にここを残しておきたいなと最近思ったのでちょっと書いてみた。



Comment

  1. こんばんは。
    楽しく読ませてもらっています。
    毎日、コロナのニュースばかりですね。

    今回記事に書いて頂いてる内容、凄く共感しました。

    昔、訪れた地方の小さな酒場、初めて訪問した国の素朴な飲み屋。
    夕焼けの空、街。そこで会って笑顔で歓迎してくれた人々。
    美味しいお酒と、お料理も。

    もう二度とあの時には還れないし
    お店も無くなってしまったかもしれませんが
    想い出はずっと大切にしたいです。

    コロナが終わったら、想い出のお店に
    また出かけたいと思います。

    • efeskenさん、
      素晴らしいコメント、
      ありがとうございます。

      まさにそういうことでなんです。
      日本のどこかに共感して下さる方がいるとは、
      嬉しかったです。

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