長野県松本市と言えば何を思い浮かべるだろうか?国宝松本城、?セイジ・オザワ松本フェスティバル?はたまた草野弥生?松本市美術館?
まあ色々あるのだが、松本城もフェスも行ったことがない。何度も出張に行ったのにである。でも名物の馬肉は食べている。そこは外していない。
松本市美術館「草間彌生魂のおきどころ」
そして、あれこれ挙げた中で唯一行けたのが松本市美術館だ。
草間彌生の生まれ故郷だけあって、
敷地に入るとすぐに巨大な彼女の作品があったり、
館内に入ったところにも同じように作品が展示されていたり、
更には彼女の代名詞とも言える、
水玉の自販機や、
ゴミ箱やベンチがあったりと、
なかなか面白かった記憶がある。
たまたま行った時は、
ちょうど『草間彌生魂のおきどころ』、
というのが開催されていたのだが、
これがとにかく面白かった。
元々この美術館には草間彌生の常設展示があるみたいだが、
時々規模を大きくした特別展示が行われるみたいだ。
この時も運良く特別展示の時だったので、
かなり色々な作品を見ることが出来た。
かれこれ4年くらい経つのだろうか。
いまでも結構印象に残っているのは、
やはり強烈な作品が多いからなのだろう。
いずれにしてもかなり楽しく見ることが出来た。
そう言えば赤い水玉のバスも街中を走っているんだった。
松本と馬肉
と言うわけで話が完全に逸れてしまったが、そんな松本の名物に馬肉がある。かつて松本では『肉と言えば馬肉』だったので今でも馬肉料理のお店が結構あるのだ。
創業明治32年の老舗「新三よし」
そんな中でここは良いぞと思ったお店が今回のお店。前置きが長かったがそれが『新三よし』だ。
そんな『新三よし』、元々は『料亭三よし』として明治32年に創業。その後、郷土名物・馬刺料理専門店として今に至っているようだ。
アクセス
JR松本駅から大きな通りを真っすぐ歩いて行くと、案外派手な店舗が左手に見えてくる。そこを左に曲がるとお店の入口がある。歩いて5,6分と言ったところだ。
外観・店内
ビルの1・2Fが店舗なのだが、入口はなかなか立派な構えである。紫の暖簾と白い提灯が目を引く。
店内に入ると至る所に歴史を感じさせるものが置かれている。
馬に関わる調度品が当然多い。かなり古そうなものもあり、これらを見ているだけでも楽しめる。
掘り炬燵式の小上がりやカウンターがあるので、おひとりさまでも問題なく美味しい馬肉が食べられる。二階は大広間になっているようだ。
メニュー
ここは常時馬肉料理90品目が食べられる。刺身、鍋、グリル、揚物、創作等様々な味が楽しめるのだ。その中でもやはり食べたいのが、もうこれは当然馬刺しなのだ。
『さくら刺三種盛Sが1,180円、Mが1,680円』から『五種盛S・M』、『六種盛 S・M』と盛合わせ各種。
もちろん、赤身、極上霜降、ハツ、レバー、大動脈、たてがみと言った単品もあるので、人数とお腹の具合とお好みでどうぞ。
当然馬肉以外の郷土料理もある。例えば『信州サーモンお刺身750円』などはお酒の肴にもちょうど良い。
まあお酒メインと言うよりは馬肉料理なのだろうがお酒もそこそこ揃っている。
まとめ
いずれにしても馬肉料理が食べたければ種類も豊富、老舗の安定した味、歴史を感じさせる店内、郷土料理も色々のこのお店、チョイスして失敗することはないだろう。
ただ予約をしていくことをお勧めする。意外に混んでいる時は混んでいてかなり待つ時もあるのだ。まあ待っている間に玄関に置かれた調度品を見ていると飽きないけれど。
「新三よし」基本情報
最後に「新三よし」の基本情報。
住所:長野県松本市中央1丁目7−17 毛利ビル 1F・2F
電話:0263-39-0141
営業時間:17:00~22:30(LO 21:20)
日曜・年末年始休
その他:予約可
全面喫煙可
カード不可
おひとりさま居心地レベル:★★★★(5★満点)
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