JR京都駅から歩いて数分、ランチの時間帯にはほぼ行列が出来ているラーメン店が2軒並んでいるのは有名。今回はそのうちの1軒。
京都「本家 第一旭 たかばし本店」と「新福菜館本店」
京都に行く度に必ずと言って良いほど立ち寄るラーメン店である。なにせ京都駅から近いのだ。なので必然的にここに行くことが多くなる。
アクセス
JR京都駅中央改札を出たら広場に出て右に歩いて行くと、地下街に降りる階段の入口がある。その右手に細い路地があるのでそこを入っていく。
その路地を抜けて左斜め前の道を進んで行く。途中右手に『猿寺正行院』と言うお寺がある。更に進んで行くと大きな通りに出る。その右手にお店がある。
手前が『新福菜館本店』で、その先にあるのが『本家 第一旭 たかばし本店』。だいたい何人か、下手すると10人以上の行列になっていることが多い。
今まで何回も通ったが、どちらかと言えば『第一旭』の行列の方がいつも長い気がするのだがたまたまなのだろうか?でも大概そうなのだ。気になるところである。
外観・店内
さてこの両店、外観は至って普通のラーメン店と言う感じだ。
『第一旭』の方は白地に赤い細いラインが入っている地に『ラーメン専門店 本家 第一旭』とある。
引き戸の横には普通のお家のように表札と郵便受けがあるのが何気に面白い。その下には一応灰皿があるが、行列の中ではとても吸えたものではない。
店内は以前と違って少し綺麗になっていた。カウンター3席にテーブルが7卓。混んでいる時は相席になる。
『新福菜館』はと言えば、木の立派な看板がなかなか良い。ただ店内はいかにもラーメン店と言う感じで白いテーブルに赤い丸椅子。昭和の古き良き食堂のようだ。
こちらは2Fもある。1階はカウンター3席にテーブル6卓、2Fはテーブル6卓で、こちらの方が席が多い。それで行列が短いのかもしれない。
メニュー
さてラーメンだが、『新福菜館本店』のものが黒っぽいスープに対して、『本家 第一旭 たかばし本店』のそれは、醤油ベースのオーソドックスな色。
麺は中細のストレート麺。スープの色と麺は、いかにも昔ながらの中華そばと言った感じで普通によくある、どこにでもあるようなラーメン。
そして実際にスープを飲んでみれば非常にアッサリとしている。見た目そのままだが、深みも感じさせる。
何でも出汁は豚骨で白く濁る前のほんの一瞬だけ取れる清湯スープの旨味だけを使っているらしい。なので豚骨の臭みや濁がないわけである。
九条ネギが真ん中にどっさり。その下にはもやし。周りには薄く着られたチャーシュー。
『新福菜館本店』は黒いスープ。とは言え富山ブラックみたいなしょっぱい濃い味ではない。意外にあっさりで癖になる。とは言え『第一旭』と比較すれば明らかに濃い。
こちらも九条ネギがどっさり。そしてこちらも薄切りのチャーシューが周りに配されている。食べられるのなら焼きめしを一緒にどうぞ。これがまたかなり美味しいのだ。
まとめ
この2軒のうちどちらに行くか?と言うと、ボクの場合は濃いめの方が好きなので『新福菜館本店』 方に行くことが多い。
もし迷ったら、アッサリ系が良ければ『第一旭』、少し濃いめが好きなら『新福菜館』と言った感じだろうか。いずれにしてもどちらも美味しい。
違いがハッキリの2軒の有名店が並んでいると言うのはたまたまにしても良い並びだと思う。両方食べたい場合は水・木を外さないと定休日で片方しか食べられないので注意。
「第一旭」基本情報
住所:京都府京都市下京区東塩小路向畑町845
電話:075-351-6321
営業時間: 5:00~26:00
木曜休
「新福菜館」基本情報
住所:京都府京都市下京区東塩小路向畑町569
電話:075-371-7648
営業時間: 7:00~22:00
水曜休
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