斎彌酒造店 雪の茅舎 純米吟醸 生酒

斎彌酒造店

今回は秋田県斎彌酒造店の『雪の茅舎 純米吟醸 生酒 30BY』。

秋田県由利本荘市石脇地区は、 前に子吉川を、背後には新山を臨む 、江戸時代には北前船の寄港地として亀田藩の湊町として栄えたところ 。

穴を掘れば水が出ると言われるこの地区は新山からの良質で豊富な伏流水に恵まれているところでもある。

ここで明治35(1902)年から酒造りをしているのが『齋彌酒造店』である。酒としては決して古くはないが、それでも100年以上の歴史を積み重ねている。

実際、創業当時のまま残る門や主屋、文庫蔵、旧米蔵、漬物蔵などは 国の登録有形文化財に登録された貴重な建造物となっている。

雪の茅舎

この酒造は元々は『由利正宗』の銘柄で長年親しまれてきたが、昨今は首都圏向けを中心に『雪の茅舎』という銘柄を醸している。

この『雪の茅舎』の名前の由来は、 蔵を訪れたある作家が、『雪に埋もれた茅葺き屋根の農家が点在している冬景色』から命名したらしい。

雪の茅舎 純米吟醸 生酒

そんな『 雪の茅舎』 シリーズの中の新酒生が今回のお酒、『雪の茅舎 純米吟醸 生酒 30BY』だ。

アミノ酸をおさえて、よりスッキリとした喉越しのお酒です。自社酵母が醸し出す味と香りを楽しめる無濾過生原酒です。きめ細やかな酸味と香味のバランスをお楽しみ頂きたい逸品です。

と言うのが取り寄せ元の酒店のコメントだが、フレッシュさは感じるものの 新酒特有の苦味とか渋味は全く感じさせない伸びやかで香り高く芳醇な味わい 。

ラベル

雪の茅舎 純米吟醸 生酒

ラベルは和紙の真ん中に美しいピンクの泊で『雪の茅舎』。これが非常に綺麗で素敵だ。そこに『YUKI NO BOSHA SINCE 1902』.

右には『純米吟醸』と『清酒』の黒の筆文字。この黒とピンクのコントラストがまた良いのだ。

雪の茅舎 純米吟醸 生酒

左には黒の波打つ四角の中に『COOL 生酒 要冷蔵』。これメインのラベルとは別にした方が良い気がしないでもない。

データ

原料米は山田錦・あきた酒こまち 、精米歩合は55%。日本酒度未定、酸度未定、アミノ酸度非公開、アルコール度数16%、酵母は自社酵母を使っている。

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