え~『きくぞう』って言いますと、1966年からの長寿番組、日曜夕方『笑点』の今や『林家木久扇』こと『林家木久三』なんて言う人を思い出しますが、その『きくぞう』じゃあございません。
今回は、長野県は松本市が誇る国宝松本城の近くの東小路と言う細い路地にお店を構える『割烹・季節料理 きく蔵』のお話でございます。
アクセス
JR松本駅の『お城口』から歩くとなると15分ほど。ただ、縄手通りなんぞをブラブラしながら行くと案外楽しんで歩けるのでさほど苦にはならない。
駅前正面の通りを真っすぐ行くと、左手にドーミーイン松本が見えてくる。ここは松本では良く泊まる。その先の大きな通りを左に曲がる。女鳥羽川を渡ると右手に縄手通り。
縄手通りを抜けたら左、そして2つ目の曲がり角を右に行くと、その細い路地に蔵のような建物が現れる。それが今回の『きく蔵』だ。
外観
外観は本当に蔵のようだ。白壁に三階菱の大きな紋が浮き彫りになっている。袖看板には「味処 きく蔵』の文字が見える。
入口の上は瓦庇になっており、格子戸の手前には『菊蔵』と書かれた暖簾が掛かっている。なかなか素晴らしい店構えである。
店内
お店に入ると、思っていたよりも随分とこじんまりとした印象。左側にカウンターが伸び、その奥が座敷になっている。二階にも座敷があるようだ。
カウンターの向こうの棚には皿などがそれは綺麗に積まれている。その上には白い文字で書かれた黒い札の品書きがいくつも吊るされている。更にその上には賞状がズラリ。
雰囲気に似つかわしくないとも言える、でも素敵な絵が飾られているのだが、どうやらこの絵は大将が描いたものらしい。
外観だけではなく、店内も素敵な雰囲気で居心地もとても良い。入ってすぐに、かなり良いお店なんだろうと言うことが即座にわかる。そして、実際に素晴らしい。
メニュー
さて、お通しに始まり、ここでは頼んだものが全て美味しい。
外すことは先ずない。
CPは決して良いわけではない。大衆居酒屋価格と言うわけにはいかないのだ。
飲んで食べればそれなりの価格になる。
ただ、それも納得してしまう美味しさがここにはある。
もちろんお酒も種類は少ないが美味しいものが揃っている。
まとめ
店構えや店内の雰囲気も良い。大将・女将さんの人柄も良い。だから居心地も極めて良い。料理やお酒も美味しい。申し分のないお店である。
基本情報
最後に『きく蔵』の基本情報。
住所:長野県松本市大手4丁目7−10
電話:0263-36-3728
営業時間:17:30~22:00
日曜休(祝日は営業、月曜が祝日の場合は休み)
その他:予約可
全面喫煙可
カード可
おひとりさま居心地レベル:★★★★★(5★満点)
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