手取川純米生酒春辛口うすにごり

今回は春に相応しいお酒『手取川純米生酒春辛口うすにごり』。

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石川県吉田酒造店

このお酒を造っているのは石川県白山市にある『吉田酒造店』である。1870年、明治3年に創業。

手取川扇状地のほぼ中央に位置し、霊峰白山を望む、石川県の代表的穀倉地帯にその蔵はある。

酒の命は水であるという気持ちから、吉田酒蔵では『手取川』をブランド名にしている。もう1つ『吉田蔵』というブランドも有名だ。

人間の感性を大切にした酒造りを技として継承していく為に、蔵内を2つに区切って、『山本蔵』と『吉田蔵』に分けたそうだ。

今回のお酒は『春夏秋冬』シリーズの春バージョン。春らしく伸びやかですっきりとした辛口の味わい。その後に上品な甘みがじわっと湧き上がってくる。

白いおりが瓶の底に沈んでいるのが見える。飲む際は少し中を混ぜなければならない。

飲み易いのでどんどん飲んでしまうので気を付けたい。でも、飲み飽きないからついつい飲んでしまうのだ。

綺麗な菜の花のような黄色が目を惹くラベルだ。その色を活かす為であろうか、普通だったら真ん中に書かれているはずの銘柄名はそこにはない。余白になっている。

右上に黒い文字で『春純米』と書かれ、下には『清酒 1.8l』。左に蔵元情報、そしてその下に『手取川』の文字。非常にシンプルだが、印象深いラベルになっている。

首の所には長方形のやはり黄色がベースの短冊が斜めに貼られている。そこには『うすにごり』の黒い文字。こちらもシンプルでわかり易い。

さて、『手取川純米生酒春辛口うすにごり』の基本情報が以下。非公開のものが結構多い。

産地：石川県
蔵元：吉田酒造店
精米歩合：60%
酒米：山田錦/五百万石
アルコール度：16%
日本酒度：非公開
酸度：非公開
アミノ酸度：非公開
酵母：非公開