飛良泉本舗の新シリーズ第一弾
最近は山廃純米マル飛シリーズや純米大吟醸シリーズ(短冊ラベル)など、
シリーズ物で攻めてきている印象がある飛良泉本舗。
今までもここは何回か出てきているが、
日本全国でも三番目に古い蔵元でその歴史は500年以上。
そんな歴史ある蔵元『飛良泉本舗』が、
四季折々の表情を日本酒で表現する新シリーズ。
四季に合わせてこんな感じで発売されていく。
春:うすにごり
春らしいキュンとした酸をにごり酒で、お花見とともに。
夏:涼冷え(すずびえ)
低アルコール仕様(四段仕込)、熱帯夜を涼冷えの酒で爽やかに。
秋:ひやおろし
ひと夏を越え、程よく熟成した香り控えめ辛口仕様。香りの良い秋の食材とともに。
冬:しぼりたて
搾った直後のピチピチ感とフレッシュを味わう新酒。温かいお鍋とともに。
飛良泉 Four Seasons 《春》 うすにごり
そんなわけでシリーズ第一弾が、
今回の『飛良泉 Four Seasons 《春》 うすにごり』である。
少し以前のものになるので、
夏ではなく春。
原料米には美山錦、
酒こまちを使っている。
酵母は、
きょうかい酵母No.77号。
裏ラベルには、
こうある。
酒蔵のある秋田県にかほ市の四季を「山廃つくり」で表現した”FOUR SEASON”は飛良泉の仕込み水の源、鳥海山の壮大な景色をヒントに醸しました。《春》はあけぼの、残雪、春かすみの連想から”うすにごり”としましたが、今シーズンは豪雪に見舞われたため急遽にごろ成分はたっぷりと。旬の苺のようなベリー様の香りに、濃厚な甘酸っぱさが後をひきます。蔵元の推奨はお酒を注いだグラスに炭酸水を少しだけ加えて。シュワっと爽やかにお楽しみください。
FOUR SEASONS 《春》 うすにごり 裏ラベル
まさにこの通りのお酒なのだが、
やはり炭酸水で割ってしまうのはねと思う。
原酒でもアルコール度数は14度、
スイスイ呑めてしまう。
ラベル
色合いが優しくて、
とてもキレイなラベルである。
淡い青とピンクのグラデーションで、
鳥海山が描かれている。
他の季節はまた違う色で、
この山が描かれるのかもしれない。
データ
産地 | 秋田県 | 容量 | 1800ml |
蔵元 | 飛良泉本舗 | 日本酒度 | -27 |
度数 | 14% | 酸度 | 4.4 |
精米歩合 | 60% | アミノ酸度 | 非公開 |
原料米 | 美山錦、酒こまち | 酵母 | きょうかい酵母No.77号 |
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