日本全国失敗しないおひとりさま居酒屋

今すぐ始められるおひとりさま

ここ数年のことだが一人で居酒屋やバーに行くことが多くなった。昔は一人でなんてどうなの?と思っていたが、結論から言うとこれが想像以上に楽しかった。

それからというもの、あちこちで色々なお店を訪れるようになり、もう今では殆ど趣味みたいになっている。なので、仕事の日でも出張先でも趣味の時間を持てるとなる。

旅行でも訪れたことがないような出張先で一人。仕事を終えて、さてこの後どうしようかと考える。誰かを誘うのもありだが、たまには一人で過ごしたくなることもある。

そんな時は何処か良さそうなお店を見つけて、美味いものを食べたり飲んだりする『特別な自分だけの時間』をつくってみるのも悪くない。

もちろんどこにでもあるようなお店では面白くない。その土地のものが食べられて、当然その土地のお酒もちゃんと置いてあるようなところが良い。

うまい具合にそんなお店に当たれば、ひとり飲みであっても、ひとり飲みだからこそ、とても楽しい時間を過ごすことが実は出来るのだ。そしてそれは今すぐにでも簡単に始められる。

ただ、おひとりさまデビューをしたことがない方から見れば、一人の何が楽しいの?となるかもしれない。

ちょっとやってみたいけど勇気がないとか、そもそもどんなお店に行ったら良いのかわからないとなるかもしれない。

おひとりさまメリット

なので、先ずはIzakayahopperが考える『ひとり飲み』の良いところを少し挙げてみたい。

特別な時間を持てる

自分だけの時間なら別にホテルに戻って過ごせば良いでしょ?ごもっともなのだが、意外にボーっと過ごしたり、何かフワフワととりとめもなく考えごとをするとはならないものだ。

ついつい仕事をしてしまうとか、さほど見たいわけでもないテレビを見るか、時間を持て余して携帯をいじるかになってしまいがちだ。

その点、居酒屋やバーなどでは何も考えずボーっとしていたり、最近の自分自身を見つめ直してみたり、仕事の懸念材料を解決するアイディアが浮かんできたりするものだ。

好きなものを注文して好きなペースで楽しめる

誰に気を遣うこともなく、自分の食べたいもの、飲みたいものだけを好きなように注文することができる。そして自分のペースでその好きなものをゆっくりと味わうことができる。

一つデメリットがあるとすれば、大勢なら色々なものを食べたり飲んだりできるのだが、一人だとその数は限られてくるということだ。

ただそれも、限られているからこそ面白いのだ。メニューを見ながら、さて今日はどんな組み立てにしようか?と考えるのことも実は結構楽しいのだ。

それに、何回か伺っているうちにお店の方と顔見知りになって、メニューには載っていないものを出して頂くなんてこともたまに起こる。

好きな時間に始められ好きな時間に終われる

出張先なら終電の時間を気にすることもないし、通勤時間もほぼないに等しい。そうなると自分が使える自由な時間がいつも以上にある。

もちろん仕事が終わってから、そのお店の営業時間内でという条件付きだが、誰にも遠慮すせずに、好きな時にお店に行って、好きな時にお店を出られる。

気分によってはサクッと終わらせて違うお店に行くこともできるし、ゆっくりじっくりどっしりと腰を据えて過ごすこともできる。

一度ホテルで風呂に入ってから、ひと眠りしてから出掛けることだってできるし、帰ってきたらそのまますぐに眠ることもできるし、すこしだけ部屋で一杯ってことも。

出会える

何処かのお店のカウンターに座ると、同じように一人で過ごしている人が意外に多いことに気付くだろう。もちろんお店にもよるけど。

それぞれが一人で静かに飲んでいる場合もあるし、何かのきっかけで話が弾むこともある。女将さんや大将がその懸け橋になることもしばしば。これもお店によって随分と違うのだが。

それで、ここで話すことになるのは、普段の生活圏や仕事の範囲内では決して話すことがないような方々となる。地元の御常連、旅行者、同じ出張で来ている人など様々だ。

職業も住んでいる所も価値観もバラバラな人々が、お店によってはまさに所狭し肩寄せ合って食事をしたりお酒を飲んでいるのだから、良く考えたら結構スゴイことだと思う。

サラっと話して終わることもあれば、盛り上がって気付いたらもう閉店ですなんてことも。じゃあもう一軒行きますか!?なんてこともごく稀にあったりする。

おひとりさまじゃあなかったらまず話さないような方と会話したり、知らない世界を教えて頂いたり、そんなことあるんだ!?という情報を手に入れたり…やはりなかなか楽しいのだ。

ごく稀に、ちょっとうるさいかもなんていう人が居ることもあったりするのだが、話さなければそれで済む。済まないようなことは今のところはない。

こういった出会いは、もう会うことがない場合が殆どだが、それでも別れ際に『じゃあまた!』なんて言い合うのはなぜかなかなか気分が良いものなのだ。

ちょっとした人間観察ができる

小さな空間で人の動きが少ない分、案外周りの人々の会話が漏れてきて聴くともなしに聴いてしまうことがある。敢えて具体例は出さないが、これが意外に面白いのだ。

何もここでそんな話をしなくてもということや、思わず微笑んでしまうようなことや、つい溜息をついてしまうようなことや、忘れられないような光景や、記憶から消したい場面等々。

色んな人間模様が凝縮されていると言っても良い。様々な人間が居るんだということが良くわかるし、それがまた『いとおかし』なのだ。

おひとりさまは要は自由ということ

といった具合におひとりさまメリットというのは色々。一言で言えば要するに自由なのだ。これこそがおひとりさまの醍醐味。

まあこればかりは実際にやってみないとわからないのだが、これって本当に今すぐにでも簡単に始められることだ。まだデビューしていない方は是非ともチャレンジしてみてほしい。

おひとりさまのお店選び

さて、初めて一人で居酒屋やバーに入るというのは、少しばかり勇気が必要な方だって居るに違いない。

この時に重要になるのがやはりお店選びだ。これを間違えてしまうと、場合によってはやはりおひとりさまはもうイヤだということにもなりかねない。

でも、今は情報が色々とあるからそうそう失敗することもないだろう。あとは経験値が上がっていくにつれて、より一層自分好みのお店に行き当たるようになる。

ただ、おひとりさまでも本当に良いなと思うお店というのは限られてくるし、意外にそこにフォーカスした情報というのは少ないような気がする。

某グルメサイトの『利用シーン』に『一人で入りやすい』となっていてもそうではなかったり、逆にそうは書かれていなくても心地良く一人で過ごせるところだってある。

そして、『自分好みかどうか?』というのが実は案外難しかったりする。こればかりは人それぞれだからゼッタイはない。まあ好みというものは色々と分かれるものなのだ。

例えばすぐ上の写真は、東京都台東区根岸の住宅街にひっそりと佇む『鍵屋』さん。

このお店のお酒の品揃えは極めて少ない(桜政宗と菊正宗と大関と冷酒とビールだけだ)し、料理のメニューもさほど豊富なわけではない。

そうなると、少しばかり自分の好みとは違うぞと感じる方も当然居るかもしれない。

逆にここの雰囲気が好きな人にしてみれば、あの空間に居るだけでもう充分に幸せな時間が過ごせるに違いない。ちょっと他では味わえないくらい素晴らしい空間だからだ。

それはすぐ下の写真の仙台の文化横丁の路地裏にある『源氏』もまさにそういったお店の代表格と言って良いだろう。

失敗しないおひとりさまのお店基準

さて、ここを始めるの当たって、このサイトに出てくるお店の基準を記しておく。

カウンターは必須

あたりまえのようだが非常に重要なことだ。まあ大概のお店はカウンターがある。問題なのはそのカウンターがその店のメインとして機能しているかどうか?ということになる。

申し訳程度のカウンターがあって、基本はテーブル席や座敷がメインのお店は一人では入らない方が良い。決して心地良く過ごせないからだ。

ただ、カウンターがグループ席とうまく分離されているなら問題ない。大人数が入るお店でもこのバランスが絶妙な場合がある。

例えば博多にある『大衆割烹ひかり』などは、入って右側に長いカウンターがあるが、左のテーブル席とは仕切りがあってしっかりと分かれている。

更に奥にはかなり広い座敷席が続いているのだが、これもカウンターからはうまく離れたつくりになっているので全く気にならない。

こじんまりとしたお店の方が騒がしくなくて良いのだが、こういったお店もある。街の雑踏の中に居る感覚に近いのでちょうど良い音量のノイズで気にならないのだ。

その土地・お店ならではの美味しいものが食べられる

そうでなければコンビニで済ませれば良いのだ。もちろんその土地だからこそ食べられる名物があれば楽しいし、そのお店だからこそ食べられる違う意味での名物があれば更に嬉しい。

カウンターにズラリと大皿料理が並んでいるようなお店だったら、そのどちらも食べられることが多い。お酒が飲めなくても充分楽しむことができる。

長崎の思案橋横丁の狭い路地裏に店を構える『こいそ』などはまさにそういったお店。クジラや新鮮な魚の刺身と共に、まさにずらりと並んだ大皿料理が抜群の味なのだ。

大阪の『明治屋』はいかにも普通の居酒屋メニューが並ぶが、冬だけ食べられる『湯豆腐』は絶品。同じく盛岡の『とらや』のそれも本当に素晴らしく、他ではちょっと味わえない。

お酒の選択肢は多いに越したことはない

日本酒や焼酎の選択肢が多いに越したことはない。当然沢山あったところで、飲める種類はたかが知れているのだが、それでも多くの選択肢から選べるのというのは楽しいことだ。

特に日本酒なら先ずは地元のものが飲みたい。ただ中には似たようなものばかりになることもあるので、他に全国の主だったものがあると更に嬉しい。

そう考えると札幌の『味百仙』などは見事な品揃えだ。へたな酒屋以上に種類が豊富なのだ。料理も漫画『美味しんぼ』に出てくる一品もある。

また、その種類が300種類以上はあるという山形の地酒祭りのお店『味山海』もスゴイ。あの『十四代』だけでも10種類以上。しかも『常に』だ。

地元の全ての蔵元の焼酎を備えているのは、宮崎の『粋仙』。飲んだことのないものが目白押しだ。宮崎地鶏のももやきや刺身も美味しくてゼッタイに外せないお店だ。

お店の方が素晴らしい

近付き過ぎず離れ過ぎず、こちらの気分で話したい時には話せてそれ以外は放置というのが理想的なのだが、これがなかなか難しいところ。

甲府の『くさ笛』のお母さんのように皆を巻き込んで楽しませてくれるお店は貴重だ。一人で静かにとはいかないがそんな気分でもついつい知らないお隣さんと話し込んでしまう。

バランスがなかなかなのは鹿児島の『味乃さつき』かもしれない。まさに話したい時に話せて、ちょっと静かにという時は放って置いて下さる。

働いている姿を見ているだけで気持ち良くなるのは京都の『赤垣屋』だ。大将の気遣いには恐れ入るし、他の人の動きも同様。常連の方も初めての人も差別しない雰囲気は素晴らしい。

まとめると『一人で心地良く過ごせる空間』となる

以上をまとめれば当然こうなる。もちろんここから外れるお店もたまには出てくるかもしれないが、基本はこんな感じなのだ。

一人で入ろうと思えばどこでも入れるが、『入り易いお店』というのはまた別だ。『一人でも居心地良い』というのもこれまた違う。

どうせならその土地のものを使ったその土地ならではのものを当然食べてみたい。沢山呑むわけではないにしてもお酒の選択肢は多い方が良いに決まっている。

接客態度は当然ちゃんとしていてほしいが距離感は大切だ。一人だとカウンターに座ることになるので、当然店主とは近い距離になる。

その際に付かず離れず、こちらが話したい時には話してくれて、あとは放置して下さるとありがたい。

新聞や雑誌があると好きな時に読めて良い。テレビはない方が良いと思っていたが、最近では何となく見ているのも悪くない気がしてきた。そこからの話題で話が弾むこともあるからだ。

結局一人でも心地が良く過ごせて、騒がしくなくて、その土地の美味しいものが沢山があって、雰囲気も良くて、というのが良いわけである。

そんな全てが揃っている自分好みのお店というのはそうあるものではない。でも、あちこち色々訪ねていると実は必ずそういったお店があったりするものなのだ。

それを探し出す楽しみは捨て難いが、逆に滅多に行かない場所なのに失敗してしまうとやはりかなり凹むことになる。

ならば、最初から失敗しないお店選びが出来ればそれに越したことはない。そういったお店をここでは載せていけたらなと思っている。

さてさて、ぼちぼち始めていきますね。ではでは、よろしくお願いします。

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コメント

  1. サスケ より:

    アメブロから来ましたサスケです。
    実はわたし、全く酒が飲めませんで(笑)
    しかしながら、画像と文章の魅力に惹き付けられ毎回楽しみにしております(^^)v

    これからの更新が楽しみです。

    それでは、また。

    • Izakayahopper より:

      ありがとうございます!

      1番でしたね!!

      まさかこんなに早くいらして頂けるとは思ってもいなかったのでとっても嬉しいです。
      また是非お立ち寄りください。

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