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アルベール・ティボーデが出てきちゃう『文佳人 特別純米 リズール おりがらみ生』

ただ気持ちよく酔うだけではなく、深く味わう楽しみを知る人に愛飲される酒でありたいという想いから『リズール(liseur)』と名付けられたお酒。創業は明治10年の高知県香美市土佐山田町にある酒蔵、『アリサワ酒蔵』の特別純米酒おりがらみ生酒だ。

『秀吉』・『秀でて良し』…の『秀よし 純米原酒 練り上げにごり酒 とろとろと』

『秀吉』と『秀でて良し』との2つの意味を兼ねた『ひでよし』のお酒の1つ、『秀よし 純米原酒 練り上げにごり酒 とろとろと』。創業元禄2年(1689)の秋田の蔵元、『鈴木酒造』のもの。沈殿した時のオリの高さはビンの半分以上という濃厚なにごり酒

以前にも1度出てきた『陸奥八仙 吟醸 あらばしり生 シルバーラベル』

青森八戸酒造の陸奥八仙シリーズ『陸奥八仙 吟醸 あらばしり生 シルバーラベル』。『あらばしり』とは、日本酒をしぼったときに一番初めに出てくるお酒のこと。圧をかけずにもろみの重さだけで自然にでてくる部分。華やかな香りと荒々しさが特徴のお酒だ。

山内容堂の雅号『鯨海酔侯』が名前の由来の蔵元の『酔鯨 純米吟醸 吟麗 しぼりたて生』

山内容堂の雅号『鯨海酔侯』が名前の由来の蔵元、『酔鯨酒蔵』がつくる『酔鯨 純米吟醸 吟麗 しぼりたて生』。生酒ならではのフレッシュ感と力強い味わいが特徴。酒造好適米『吟風』を50%まで磨き上げ、清流鏡川最源流部の湧水で醸した。ラベルが良い。

室町時代から続く秋田の蔵元の『飛良泉 山廃純米 無濾過生原酒 マル飛 No.15』

室町時代から続く、東北ではもちろん、日本全国でも三番目に古い蔵元、秋田の蔵元でつくられた『飛良泉 山廃純米 無濾過生原酒 マル飛 No.15』。メロンや洋梨の華やかな香りとふくらみのある味わいながらキレの良さが特徴の秋田酵母No15を使用。

創業当時のままで残る国の登録有形文化財の蔵でつくられる『雪の茅舎 純米吟醸 生酒』

秋田県由利本荘市石脇地区、明治35年(1902)の創業当時のまま残る国の有形文化財に登録されている斎彌酒造店の蔵でつくられる『雪の茅舎 純米吟醸 生酒』。昨年も呑んだが今年もまた安定した美味しさは変わらない。ピンクの箔押しのラベルも同じだ。

今までで最も多く呑んだであろう蔵元の『陸奥八仙 特別純米 生原酒 ヌーボー 直汲み』

おそらく今までで最も多く呑んだ蔵元が『八戸酒造』。そこの『陸奥八仙 特別純米 生原酒 ヌーボー 直汲み』はその名の通り、絞ったお酒をそのまま直詰めしたもの。ピチピチしたガス感、八仙らしい華やかな香り、新酒ならではのフレッシュさ、旨味が同時に味わえる。

八溝山中の小さな集落の小さな蔵の『旭興 辛口 純米吟醸 山卸廃止もと 八溝杉木桶仕込』

栃木県大田原市(旧黒羽町)須佐木という八溝山中の小さな集落に位置する小さな地酒蔵、渡邊酒造の『旭興 辛口 純米吟醸 山卸廃止もと 八溝杉木桶仕込』。香りは控えめ。程良い旨味は料理を引き立たせる。後口のキレが抜群、ついもう一杯と杯が進むお酒。

生酛仕込純米原酒を笊で漉したにごり酒『梅津の生もと笊・にごり玉栄R1/80白ラベル』

鳥取県東伯郡北栄町の梅津酒造が造ったお酒。生酛仕込の純米原酒をザルで漉したにごり酒が限定販売の『笊』シリーズ。発酵中の醪を汲み出して笊に入れる。そうすると笊の網目の隙間から濁ったお酒が滴り落ちる。これを瓶詰めにしたもので濃厚で旨味たっぷり。

創業1711年元祖仁井田本家の『にいだしぜんしゅ 生もと純米 秋あがり』

福島県郡山市田村町『仁井田本家』は創業1711年。その蔵のお酒が『にいだしぜんしゅ 生もと純米 秋あがり』。新酒を春先に火入れしてタンクで貯蔵、ひと夏を越して外気と貯蔵庫の中の温度が同じ位になった頃に生酛純米原酒を生詰めした秋あがりのお酒。
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