瓶内のガス圧が今までで1番高かったんじゃないかなあ『津島屋外伝純米無濾過生原酒 der Vater Rhein Perlwein』

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御代桜醸造

岐阜県美濃加茂市は岐阜県中南部に位置し、
古くは中山道五十一次の宿場町太田宿として栄えてきたところだ。

中山道五十一次の太田宿は、
飛騨と木曽両川の合流点直下の木曽川畔に位置する。

中山道の三大難所『木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい』と馬子唄にもある、
急流・太田の渡しのあった宿場。

その太田宿の面影を色濃く残す一角にあるのが、
今回のお酒をつくる『御代桜醸造』。

銘柄の『御代櫻』の由来は、

古来から日本人が愛してきた、桜の花の五弁花を日本酒の『甘・辛・酸・苦・渋』の五味五感の調和の象徴として、また八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳を表すものとして、酒造に携わる幸せを桜に託し、日本民族の未来永劫の弥栄を祈念して命名されました。
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ということだ。

そんな『御代桜醸造』がつくったお酒の1つが、
今回の『津島屋外伝純米無濾過生原酒 der Vater Rhein Perlwein』。

このお酒、
多分今までいろいろ呑んできた中で最も瓶内のガス圧が高かった。

開栓してからも、
呑み終わるまで常にシュワシュワと泡が上っていたくらいだ。

ドイツ白ワイン酵母で醸した滓がらみ発泡性純米生酒で、
ワイン酵母由来の鮮やかな酸味と甘みが果実感と共に広がる。

甘さをしっかりと感じるけど重たさはなくて、
ガスと酸味が軽快さを高め日本酒らしからぬ味わい。

甘酸っぱく口に残らない独特な質感で、
アルコール度数も11度台と低いが呑みごたえは十分にある。

美しい木曽川流域の景観画が、
ラベルになっている。

この絵は五代目蔵元渡邉直由氏の描いた作品だそうで、
過去にはテレビ番組や雑誌など多数のメディアに掲載された名作らしい。

そのステキな絵の上に、
『津島屋』の墨文字。

絵の外側に、
『tsushimaya-der-vater-rhein-perlwein』。

そして、
『父なるライン』。

とにかく、
キレイなラベルだ。