一時出荷停止の『アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』を呑んでみた！

4/6にコンビニエンスストア限定で販売を始めたばかりの『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』が、
販売好調により商品供給が追い付かず一時出荷を停止すると発表したみたいだ。

それと『コンビニ無料引換えクーポンがその場で当たるキャンペーン』というのも、
同じように早期終了となっている。

この缶ビールは全ての小売り業態での販売開始を4/20を予定していたみたいだけど、
想定を上回る注文に対して缶の部材が不足したということらしい。

何しろこのビール、
プルトップを引き上げると食品缶詰のように蓋がフルオープンとなる。

缶の内側に塗った特殊な塗料で表面に微細な凹凸ができて、
缶からグラスに注いだ時に発生する泡よりきめ細かい泡が発生する。

普通は缶ビールの場合蓋を開けても噴出さないように、
泡が立たないようことを追求してきたはずだけどこれは真逆。

なので、
その開発には随分と苦労があったみたいだ。

全開となると缶の飲み口が切れたりしないか気になるが、
ふたの縁と缶の飲み口の両方に丸みをもたせたダブルセーフティー構造になっている。

特殊な塗料を焼き付ける分コストもかかるが、
価格は普通のスーパードライと同じ。

特殊な缶ゆえに、
今回の缶の部材が不足して一時出荷停止というのは何とも言えない。

ちなみに缶の上部が全開することで麦芽の香りが感じやすくなる上に、
口に流れる液量が多くなって生ビールのジョッキのような感覚で呑むことができるわけだね。

味云々の前に新しいスタイルの缶ビール誕生となれば、
とりあえず一度くらいは呑んでおきたいというものだ。

アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶 体験

というわけで、
幸いにもコンビニにちょうど入荷したタイミングで購入することができたので呑んでみた。

確かに上部がフルオープンになる新しいスタイルは新鮮だし、
開栓すると泡が発生。

その泡もきめ細かくて、
グラスに注いだ時よりも良い感じで謳い文句通りで期待通り。

飲み口も大きく開いているから、
ジョッキのようにゴクゴクと飲めるというものだ。

そうなると、
この大きさ(340ml）だとちょっと小さいかなとは思う。

味は…、
まあスーパードライだな。

中身がどうこうというよりも、
体験をすることが楽しい商品という感じか。

できればこのスタイルでヱビスや一番搾りなんかを呑んでみたい、
そんなことを思ってしまった。

現時点では出荷再開の見込みは立っていないみたいだけど、
4月20日の全業態発売に向けて準備を進めているらしいがどうなることやら。

デザイン

缶ビールなのでラベルではないが、
デザインはまあ何とも言えない。

発泡酒のそれみたいで、
高級感とか新しさとかそういうことは感じない。

でもまあそこが売りではないから、
ある意味どうでも良いのだけどもう少し何か新しいスタイルを感じさせるものだったらもっと良かったのになとは思う。