デリシャスリンゴのような華やかな吟醸香『石鎚吟醸夏吟』

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石鎚酒造

石鎚酒造は、
創業1920年（大正9年）。

西日本最高峰『石鎚山』のふところで、
名水の町として呼び声の高い愛媛県西条市に蔵を構えている。

仕込み水には、
この石鎚山系の清冽な水を使用。

西条・周桑平野の穀倉地帯を控えており、
酒造りに非常に適した気候、風土の中にある。

1999年（平成11年）に杜氏制を廃止、
家族中心の酒造りに転換している。

そんな石鎚酒造のつくったお酒が、
今回のお酒。

石鎚吟醸夏吟

飲み応えと飲みやすさが兼ね備わった、
石鎚の夏の定番中の定番のお酒。

大吟醸造りの技術を惜しむことなく注ぎ込み、
完全手造りで小仕込みで醸したもの。

デリシャスリンゴのような華やかな吟醸香と、
押し味のある酸味が調和したシャープな辛口吟醸タイプ。

夏のお酒らしく、
爽やかなブルーのボトルに青に白抜きのラベルが涼し気。

ラベルの上の方には松か描かれいるが、
これは昭和初期に製造されて人気を誇った高級清酒『黒松』にちなんでのことらしい。

更にその上には、
赤い文字で『威徳輝宇宙』。

読み方は『いっときうちゅう』で、
厳かで徳の高い酒が宇宙にまで輝きを放つという意味みたい。

スケールがデカくて、
なかなか素晴らしい。

そうそう使用原料米には、
兵庫県産特等山田錦50%精米（麹米）と愛媛県産松山三井60%精米（掛米）を使用しているんだね。