豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込

豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込

高木酒造

さて本日は高知県の高木酒造の『豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込』。

高木酒造は1884年、明治17年創業の130年以上の歴史のある蔵だ。 高知県のほぼ真ん中に位置する赤岡町にある。

赤岡町と言えば、かつては『日本の市区町村の中で最も面積が小さい自治体』だったが、今では香南市の町名となってしまったのでその座を譲っている。

ちなみに現在の1番小さい市区町村は、富山県中新川郡の舟橋村。ちなみに舟橋村の面積は3.47km2 。この赤岡町は1.64km2

そんな赤岡町の高木酒造の銘柄は、『豊能梅』と『土佐金蔵』の2つ。今回はその1つである『豊能梅』の純米吟醸。

豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込

この『吟の夢仕込』の『吟の夢』と言うのは、10年の歳月をかけて平成10年に誕生した高知県初の酒造好適米のこと。母が山田錦で父がヒノヒカリからの株。

華やかで上品な香りと旨みのバランスが良く、柔らかで豊かな飲み心地。食べ物との相性もなかなか良い。一言で言えば案外端麗な辛口の食中酒タイプと言ったところか。

ラベル

メインラベルは、薄いベージュのベースに力強い筆文字で『豊能梅』。下には平仮名で『とよのうめ』。文字の感じが何だかとても良い。

右上に『純米吟醸』、左下に『高知県産酒造好適米 吟の夢一00%使用』。首の所には斜めの『吟の夢 仕込み』の短冊が貼られている。

いかにも日本酒のラベルなのだが、どことなく品のある感じが悪くない。

データ

では、最後に『豊能梅 純米吟醸 吟の夢仕込』の基本情報。このお酒、見切り品で安くなっていたので購入したものなので、製造年月日は2018年2月と1年前のものになっている。

産地:高知県
蔵元:高木酒造
精米歩合:50%
酒米:吟の夢100%
アルコール度:16.3%
日本酒度: +2
酸度: 1.6
アミノ酸度:非公開
酵母:非公開

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