鍵屋

いつも乗り換える駅で降りずにもう1駅先まで行けば、歩いて5分ほどのところにあるのが『鍵屋』だ。

毎日のように近くまで来ているのに訪れることはなくて、いつの間にか7年も経ってしまった。

何時でも行けると思うと案外足を運ばなかったりするものなのだ。

そして相変わらず『江戸東京たてもの園』にある以前の『鍵屋』にも行かないままだ。

そこには移転前の震災・戦災をまぬがれた元々1856年（安政3）のまだ酒屋だった建物が保存されている。

別に敷居が高いわけでもないし、呑み代が高く付くわけでもない。

ならば頻繁に行けば良いんだけれど、何となく行かないまま時は流れてしまった。

久しぶりに写真を見ると、やはりココでまた呑みたいなと思う。