
スペインでインターネットを使う4つの方法
1986年旅行記録はちょっとストップして、
その時疑問に思ったことを調べている。
スペインに限らないけど、
海外でスマホが使えなかったら今となっては非常に困る。
スマホが無かった時代はその便利さも知らなかったんだから、
困りようがなかったしそういうものだと思っていた。
せいぜい紙媒体で情報を持ちながら何とかあちこち行っていたわけだけれど、
今更もうそうはいかない。
それでそのスマホを使うにはインターネット環境さえあれば、
今ではLINEが使えるから通話もできるのでネット環境だけあれば良いはず。
それで自分の持っているスマホで、
スペインでもネット環境を使う方法は?というと4つの選択肢がある。
![]() 無料WiFiを使う | ![]() レンタルモバイルWiFi |
![]() 海外用SIMカード購入 | ![]() 海外ローミング |
どれが良いのか?わからないので、
ちょっと調べてみた。
無料 WiFi
無料の WiFi スポットはいろいろあるはずで、
1番何も考えなくて良い方法ではあるけどこれだけだと心もとない。
他のものと組み合わせることで、
他のもののデータ容量を温存することができる手段くらいに考えたい。
メリット | デメリット |
データ容量を気にしないで済む | スポット周辺でしか使えない |
コストは無料 | セキュリティが脆弱 |
使い方は日本と同じで、
先ず Wi-Fi スポットで提供されている Wi-Fi 名(SSID)を確認。
そしてスマホに表示された Wi-Fi 名から確認した Wi-Fi 名を選んで接続する、
という感じで至って簡単だけれど。
モバイル Wi-Fi レンタル
モバイル Wi-Fi レンタルは到着後からすぐに使えて便利だけど、
日額制だから長い期間だと結構な金額になるのがちょっと…という感じ。
メリット | デメリット |
複数でシェアできる | コストがかかる |
複数デバイスで使える | 常に携帯する必要ありで充電も必要 |
渡航前にレンタルできる | 受取・返却が必要 |
プラグ問題
ちなみにモバイル Wi-Fi の場合は充電の必要があるわけだけど、
忘れがちなプラグ問題があったのでこれも調べてみた。
日本で使用しているコンセントがスペインでもそのまま使えるか?
といえばやはり NO となる。
スペインでのコンセントの形状は日本と異なり、
C タイプと SE タイプの2種類。
なので、
変換プラグが必要となる。
モバイル Wi-Fi だけではなくて、
携帯やカメラのバッテリーなんかを充電するにも必要だからこれはゼッタイに忘れないようにしたい。
あとホテルのコンセントで足りない場合を考えて、
電源タップを持っていくことも考えた方が良いのかも。
海外用 SIM カード
渡航先のモバイル回線を利用できる SIM カードは、
入れ替えた後の設定が少し面倒ではあるけどコスパは良い。
SIM には抜き差し可能なカード型の SIM カードと、
あらかじめスマホに内蔵でオンライン上手続きでスピーディーに回線利用できる eSIM もある。
eSIM
基本、
eSIM の方が自己設定が苦にならないのなら楽。
ただ対応している機種かどうか?が問題で、
自分のものは対応機種だったのでこれ一択かもしれない。
使用方法は至って簡単で、
iPhone ならこんな感じ。
- Step1渡航先や必要なデータ容量から好みのeSIMを購入
※事前にeSIM対応機種の確認
※あとシムロックが掛かっている場合は解除しておく - Step2QR コードが販売元から送信されてくる
※アクティベーションコード入力でインストールのものがある
※同様にモバイルアプリから直接インストールのものもある - Step3インストール準備
設定➡モバイル通信➡eSIMを追加➡QRコードを使用
iOS 17.4 以上は届いたQRコードを長押しして eSIM を追加 をタップ - Step4カメラでQRコード読み取り
カメラが立ち上がるのでQRコードを読み取る
- Step5eSIMをアクティベート
新規eSIMをアクティベートと出るので 許可 をタップ
アクティベート完了で モバイル通信設定完了 と出る - Step6設定項目は自身がメインで使っている主回線を選択
ここではまだ海外用 eSIM は使わない
- Step7渡航先で利用したいeSIMの回線を有効化
※設定➡モバイル通信➡一番上のモバイルデータ通信にeSIM回線を割り当てる
※データローミングをオンに
※普段日本で使っている回線のデータローミングはオフに
※Wi-Fiアシストはオフに
※iCloudバックアップはオフに - Step8帰国後に日本の回線に戻す
※eSIM 回線から普段使っている回線に戻す
※切り替えが完了したら使っていたeSIMを削除
それで、
eSIMメリット・デメリットはこんな感じ。
メリット | デメリット |
スマホだけで完結 | 自己初期設定が必要 |
コストが安め | 現地の電話番号は使えない |
現地の電話番号を取得・利用しての通話や SNS (ショートメッセージ)の送受信が必ず必要な場合は、
これだと無理なので困る。
ただ LINE は使えるから、
電話は LINE で OK なら何ら問題はない。
海外ローミング
海外ローミングは日本で契約しているスマホのキャリアを介して、
渡航先モバイル回線を使って通信を行うこと。
例えば Softbank の海外プランの海外あんしん定額は、
72時間上限3GBで定額2,940円だからこれはまず使わない。
メリット | デメリット |
スマホだけで完結 | 定額自体が高い |
結局どれが良い?
まず、
フリー WiFi だけでは無理と考えたい。
海外ローミングも、
ちょっと高過ぎる。
そうなると、
レンタルモバイル WiFi か eSIM になる。
コストを考えても楽さ加減を考えても、
やはり eSIM 一択か。
海外 eSIM どこが良い?
では eSIM にするとして、
どこのものが良いんだろう?という問題が出てくる。
どこもさほど極端には変わらないだろうけど、
一応日本の企業という縛りを入れて調べて3つを比較。
21日間、
地図や検索で使うくらいという条件での比較。
会社 | 料金 | 期間 |
トリファ | 5GB: 3,920 / 10GB: 5,300 / 30GB: 12,890円 | 15日の次は31日間 |
JAPAN&GLOBAL eSIM | 5GB: 1,990 / 10GB: 3,590 / 30GB: 9,790円 | 15日の次は30日間 |
World eSIM | 5GB: 1,850 / 10GB: 2,886 / 30GB: 7,326円 | 15日の次は30日間 |
これだけで判断するんだったら、
World eSIM の30GB のプランになるのかな。
スマホで撮った写真
一応ミラーレスのカメラも持っていこうとは思っているけど、
多分多くの写真はスマホで撮ることになるだろう。
そうなるときっと容量が足りなくなる可能性があるわけで、
何か別のものに移すことができると良いんだけどと思って調べてみた。
これは外付けのSDカードリーダーを使えば簡単な話で、
よって毎日ガンガン写真を撮っても大丈夫ということ。
日々撮った写真を外付けのSDカードリーダーに移して、
スマホのデータを消していけば問題ないはず。
いきなりでは怖いので、
少し早めに購入して試しておきたいところだ。
ただ自分の持っているのは現在 Lightning 端子だけど、
iPhone 15シリーズからは USB Type-C に移行している。
そろそろ買い替えたいから、
買い替えてからカードリーダーを購入した方が良いだろう。
というわけで…
今回はスペインでスマホどうする?ということで、
スペインでインターネットを使う4つの方法について調べてみた。
最終的に選ぶのは eSIM になると思うけど、
一応選択肢として他も一緒に。
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