トレド: サンタ・クルス美術館

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サンタ・クルス美術館

サンタ・クルス美術館、
Museo de Santa Cruz 。

サンタ・クルスは、
スペイン語で聖なる十字架の意味。

総合病院および捨て子を保護するために16世紀初頭に設立された旧サンタ クルス病院、
Hospital de Santa Cruz に由来している。

設立は、
トレド大司教で枢機卿でもあったペドロ・ゴンサレス・デ・メンドーサによる。

元々病院だったこの場所は、
19世紀半ばに美術館になっている。

ここは過去2回とも行っているはずの場所なんだけど、
ナゼか記憶がないところ。

建物も展示内容も決して印象に薄いようなものではないんだけど、
ナゼか覚えていないのだ。

じゃあスルーしても良いか?
と言えば決してそんなことはない。

今行ったら、
間違いなく覚えているような場所だ。

建物

2段階に分けて建設されたこの場所は、
建物自体を見るだけでも価値がある。

最初の段階ではエンリケとアントン・エガスが指揮、
病院と最初の回廊を建設された。

第2期はアロンソコバルビアスにより、
ファサード・2階建ての南東のパティオ・3セクションの階段が建設されている。

建物はギリシャ十字型で4つの大きな区画があり、
それぞれ2階建てで東側に地下室がある。

4つの大きな区画はそれぞれパティオ(裏庭)に繋がっていて、
パティオは4つのうち2つだけが完成している。

木製の格天井と、
2つの回廊(1つは見られない)がある。

南側に位置する正面玄関は、
不規則な小さな石と大きな規則的な石の2種類の石積みで構成されている。

半円形のティンパヌムには、
十字架を持つセントヘレナと跪いているメンドーサ枢機卿の像。

その両側には聖ペテロと聖パウロ、
そして帽子と留め金具を持った二人の侍祭が左右に描かれている。

その下で天使が支えているのは、
枢機卿の楯。

1番上には、
聖ヨアヒムと聖アンナの抱擁が描かれている。

美術館

ココのコレクションは絵画・考古学・彫刻・家具・金属加工品・豊富なタペストリーなど、
非常に広範囲かつ質の高いものになっている。

そして、
その収蔵品は3つのセクションに分かれて展示されている。

建物の1階と2階に分散している美術セクションでは、
16~17世紀のトレド絵画の重要作品やエル・グレコによる作品が展示されている。

ノーブル回廊と地下階にある考古学セクションは、
ローマ / 西ゴート / アラブ / ムデハル文化をテーマにしている。

地下階にある工芸セクションには、
地元の大衆文化や伝統工芸(陶磁器、ガラス、織物、鍛造、金細工)が並んでいる。

多分じっくりと見れば、
それなりに時間が掛かりそうな気がする内容だ。

エル・グレコの作品

ここに収められているエル・グレコの作品、
調べたんだけど確かな展示数がわからない。

ここに展示されている写真があるのに、
違うところの所蔵になっているものもあって定かではない。

まあ行けばわかるんだろうけど、
一応ここにあるらしい作品を別で集めてみた。

基本情報

Dirección Dirección C. Miguel de Cervantes, 3, 45001 Toledo Ver Mapa 
Horario Horario 月~土: 10:00-18:00
 日: 9:00-15:00
Horario Cerrado 1/1・6・23, 5/1, 12/24・25・31
Tarifas Tarifas 4€
 ※7ヵ月先まで購入可
 ※10時から15分おき~17:15
 ※水16時~、日終日、5/18・31は無料
所要時間Tiempo requerido 1-2時間
camera Fotografía 〇
Tarifas WEB museo-de-santa-cruz

地図

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