
トレドへの行き方は2種類
さて、
今回はトレドへの行き方。
マドリードを訪れたのなら、
3度目でも足を少し伸ばしてトレドには必ず行きたいと思う。
2回も行っているんだからもう良いでしょう、
他に充てたらということにはならないのがトレドというところなのだ。
過去2回訪れた時の行き方は、
アト―チャ駅から列車。
ガタゴトと、
確か1時間以上かかったはずだ。
じゃあ今ではどうなんだろう?
ということでちょっと調べてみた。
現状マドリードからトレドへ行く移動手段は2種類あって、
1つがバスでもう1つが過去2回使った列車となる。
以前訪れた時もバスは多分あったんだろうけど、
その時の選択肢には出てこなかった。
列車の方は?というと、
もちろん今でも運行している。
ただ、
今ではもっと短い時間でトレドに到着するみたいだ。
バスでトレドへ
そんなわけで、
まずはバスでトレドまで行く方法から。
トレド行きのバスを運行している会社は、
alsa という1社のみで他にはない。
そのバスに乗車するには、
プラサ・エリプティカというところまでいかなければならない。
ココは、
普通マドリードに滞在していてもまず行かないような場所にあって周辺には何もないところ。
ココに行くには、
例えばアト―チャ駅からだと地下鉄かバスプラス徒歩で20~30分もかかる。
これはかなり効率が悪いし、
わざわざそんな手段は択ばなくてもとも思う。
バスのトレドに到着する場所は、
トレド駅とはかなり離れているところだ。
ただ昔は無かったトレドのエスカレーターの近くなので、
旧市街までは行き易いかもしれないという点では悪くはない。
バスでの行き方をまとめると、
こんな感じになる。
出発地 | プラサ・エリプティカ(地下鉄L6・11) |
到着地 | トレド・バス・ステーション |
所要時間 | 直通 60分/他都市経由 90分 交互に30分おきくらいに出ている 時刻表 |
運賃 | ~6.39€(早割りがあるっぽい) |
運行時間 | 月-金: 6:00 – 22:30 土: 7:00 – 22:30 日・祝: 7:00 – 23:00 |
オンライン購入 | 可能(手数料がかかる) ALSA社 |
メリット | 運賃が鉄道より安い 予約不必要でどの時間のバスに乗っても良い |
デメリット | 鉄道より時間が掛かる バスターミナルがマドリードの中心から少し離れている 例えばアト―チャ駅からなら30分前後かかる |
鉄道でトレドへ
次はもう1つの方法、
鉄道で行く場合。
こちらは、
スペイン国鉄のレンフェを使うのは以前と同じ。
ただ以前のようなゆったりとした列車ではなく、
所要時間1時間半以内の短距離高速列車 Avant に乗っていく。
コレは1時間おきに1日10本と数も結構あるし、
何しろ40分もかからないでトレドに到着するのでかなりポイントが高い。
それに着いたらトレド駅の美しい駅舎が迎えてくれるし、
駅からそのまま歩いて10分もすればアルカンタラ橋を渡ることができるのも良い。
出発地 | アト―チャ駅 |
到着地 | トレド駅 |
所要時間 | 34分 |
運賃 | 11.10€ |
運行時間 | 月-金: 6:45 – 20:45 ※1時間おき15本 土・日・祝: 8:15 – 22:30 ※1時間おきに10本 但し12:15の次は13:45で1時間おきで14・16・18:45はなし |
オンライン購入 | 可能 Renfe |
メリット | 所要時間がバスの半分ほど(ターミナル移動を考えると半分以下になる) わざわざ行かなくても1858年に建てられたムデハル様式の駅舎が見られる |
デメリット | 運賃がバスの倍近く 乗る前の手荷物検査で時間を若干使うので時間の余裕が必要になる |
というわけで…
どちらか選ぶとしたら、
時間重視なら鉄道だしコスト重視ならバスということになる。
その差は2人ならバス12.78€と列車22.20€ということで、
9.22€と1,500円ほど。
わざわざバスに乗るところまで行く手間と、
そこまでの運賃を考えればバスという選択肢はなくなる。
そもそもアト―チャ駅周辺のホテルに泊まるんだったら、
最初から鉄道一択で決まりなのだ。
もちろん帰りはバスを使ってみるという手もあるけれど、
着いた場所には殆ど何もないことを考えるとそれも無しかな。
地下鉄で少し移動するにしてもL6の近くの駅周辺も何もないに等しいから、
結局乗り換えてどこかに行かざるを得ないという不便なところ。
なので、
やはりここは往復共に列車を選択したい。
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