
2025年最新パスポート取得情報
過去旅行の記録を書いていると、
いろいろと調べておきたい事柄が出てくる。
例えば、
パスポートってどうやって取得するんだっけ?ということ。
最後にとったのはもう遥か昔のことなので、
申請から受領までがどうだったのか?なんて全く覚えていない。
そんなことから?って話しなんだけど、
実際覚えていないんだから仕方がない。
それで、
調べてみた。
2025年3月27日から、
2025年旅券が発行されるようになった。
これは偽変造対策を強化するため、
顔写真ページにプラスチック基材を用いた今までとは違うもの。
そして、
パスポートのオンライン申請もスタート。
どうやって申請する?
よって、
申請方法は現在2通りあることになる。
- オンライン申請
- 住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請
そしてオンライン申請できるのは以下で、
マイナンバーカードが必要になる。
- 新規申請(初めての申請、パスポートの期限切れ)
- 切替申請(パスポートの有効期間が1年未満で記載事項に変更がない場合)
- 記載事項の変更(氏名、本籍の都道府県等の記載事項が変更になった場合)
- 査証欄の余白なし(有効なパスポートの査証欄の余白が少なくなった場合)
- 紛失、焼失、盗難
ちなみに紙の申請書での申請は、
申請時とパスポートの受け取り時の2回窓口へ行く必要がある。
これがオンライン申請なら、
窓口に行くのは原則として受け取り時の1回だけとなるので少し楽といえば楽になったと言える。
自分の場合は窓口まで自転車でも行けるような距離だから、
1回でも2回でもあまり関係ないんだけど。
あと窓口申請だと時間が限られているけど、
オンラインなら24時間申請可能なので時間に縛られないから便利になったと言える。
用意するもの
先ず用意するものは以下で、
以前必要だった戸籍謄本は戸籍情報システム連携開始によって原本提出は不要になっている。
これでわざわざ取得したり、
取得手数料を払ったりはなくなったわけでその分だけ便利になったわけだ。
マイナンバーカード | 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)と 署名用電子証明書用の暗証番号(半角6~16文字英数字)も用意 |
マイナポータルアプリ対応スマホ | 申請プロセス中マイナンバーカード読み取りが必要 |
申請の流れ
続いて申請の流れは、
こんな感じ。
- STEP1
- STEP2申請種類
- STEP3パスポート受け取り窓口選択
- STEP4画面案内に従いパスポート用顔写真撮影 / サイン撮影 / 申請者情報入力
- STEP5マイナンバーカード読み取り
- STEP6署名用電子証明書暗証番号入力➤申請データ提出
パスポート受け取りと手数料支払い
- パスポート交付予定日はマイナポータル上で通知される
- パスポート受け取りは申請先窓口へ本人が行く
- 発行日から6ヶ月以内に受け取らないと失効
- 窓口でオンライン申請後画面表示されるQRコードを提示
- オンライン申請だとクレジットカードで手数料納付可能(収入印紙・証紙納付も可能)
- マイナポータル通知の納付専用サイトURLからカード情報入力が必要
自分の場合の受け取り窓口は、
こうなる。
交付・・・月~土 9:00-16:30
※日曜日・振替休日・祝日および年末年始(12月29日から1月3日まで)を除く
申請から受領までどれくらい掛かるのか?というと、
申請日を1日目として土・日・振替休日・祝日・年末年始(12/29/-1/3)除く11日目以降からとなる。
発行手数料
もちろんパスポート発行が無料なわけもなく、
意外に高い手数料がかかる。
オンライン促進のためなんだろうか?
書面申請は今までよりも300円だけど高くなりオンラインはたった100円だけど安くなるのだ。
種類 | 収入印紙 | 都道府県収入証紙 | 合計 |
新規(訂正・切替) 10年間有効旅券 | 14,000円 | 書面申請 2,300円 オンライン申請 1,900円 | 書面申請 16,300円 オンライン申請 15,900円 |
新規(訂正・切替) 5年間有効旅券 | 9,000円 | 書面申請 2,300円 オンライン申請 1,900円 | 書面申請 11,300円 オンライン申請 10,900円 |
まあほんの僅かの差といえばその通りなんだけど、
窓口が遠方の人は交通費を考えるともっと掛かるからオンライン申請のお得さは増すはずだ。
たびレジ / ORRnet
あと外務省のHPを見ていたら、
渡航日程が決まったら『たびレジ』もしくは『ORRnet』の登録をお薦めしますとあった。
3か月未満の渡航予定なら『たびレジ』、
3か月以上の滞在予定なら『ORRnet』。
さすがに3か月以上の滞在はないから、
外務省 海外安全情報配信サービス『たびレジ』。
これに旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、
滞在先最新渡航情報や緊急事態発生時連絡メールやいざという時の緊急連絡等を受け取れるシステム。
まあ決まったら、
安心の1つとして忘れずに登録することにしよう。
ちなみに渡航予定があって利用者登録をする以外に、
予定はないけれど情報だけ受け取りたい場合でも登録しないで利用できる。
5年と10年はどっち?
現在パスポートには、
5年ものと10年ものがある。
自分の場合は、
多分3回目のスペインに行ってしまったらもう海外には行かない気がする。
旅行するなら、
あとは以前訪れた日本各地の名居酒屋と温泉を巡る旅がしたいからだ。
なので5年で充分、
1回海外旅行用パスポートがあればそれで良いんだけどそんなものはない。
査証(ビザ)のこと
ちなみに査証(ビザ)ってどうなの?って話だけど、
日本・スペイン間は短期滞在の査証免除取極が締結されている。
なので観光や知人訪問等を目的とした90日以内の短期滞在については、
査証の取得は免除されている。
スペインが加盟しているシェンゲン協定では、
滞在日数についてあらゆる180日の期間内で計90日間を超えない範囲でのみ認めると規定。
ただ短期滞在査証免除対象者の所持すべきパスポート条件は、
10年以内発行のもので有効期間が出国予定日から3か月以上残っているものとされている。
ETIAS のこと
2026年第4四半期(10月~12月)からスペインへの入国時には、
承認されたETIAS(エティアス)を所有している必要があるらしい。
ETIASは電子渡航認認証の一種で、
オンラインで申請できる。
オンライン申請は簡単ですぐに申請を完了することができて、
承認されると電子メールで送信されてくる。
ETIASは3年間有効で、
日本人渡航者は最長90日間シェンゲン圏に滞在することが可能となる。
日本人申請者は名前 / 住所 / 生年月日 / パスポート詳細 / 渡航計画などの情報を入力する必要があり、健康やセキュリティに関する質問も含まれる。
自分の場合は2026年9月入国予定なので多分ギリギリ必要ないかもしれないが、
情報を見ておかないと時期がズレる可能性もあるので注意しておきたい。
というわけで…
今更?という話だけど、
2025年3月下旬から変更されたパスポート申請~受領について詳しく調べてみた。
ついでに2026年第4四半期(10月~12月)から開始される、
ETIAS(エティアス)のことも。
あとは外務省 海外安全情報配信サービス『たびレジ』、
査証(ビザ)について。
5年以内には行くことになるだろうからもう申請しても良いんだけど、
もう少し具体的になってから申請しようと思う。
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