
予備的スポット
予備的というか、
必須スポットの途中で時間があれば訪れておきたいとろの情報も一応調べておく。
挙げればきりが無くなるけど、
上手く組み合わせれたらということで。
新たに発見したら、
随時追加していこう。
王宮
普通マドリードを訪れたらゼッタイ外さないだろうスポットが、
王宮(Palacio Real de Madrid)なんだろう。
王宮とは言っても、
実際には現在は国王や王族は住んでない。
ただカルロス3世(Carlos III)からアルフォンソ13世(Alfonso XIII)までは、
国王が住まいとしてきた。
そして、
今でも国の行事には使用されている。
元々は10世紀イスラム系要塞として建てられ、
その後キリスト教系カスティーリャ王の手に渡った後に旧王宮の全焼を経て現在の姿に。
豪華絢爛な内装は一見の価値あり、
とは思うけど写真を見ているだけでもその豪華さに疲れるから実際はもっとなんだろう。
ただこういうのって日本では見られないものだから見ておきたい気もするけど、
やはり必須とまではいかない。
しかも価格がね、
ちょっと高額すぎやしないかと思うんだけど…。
基本情報
![]() | Calle de Bailén , s/n 28013 Ver Mapa |
![]() | ・地下鉄: Ópera (L2, L5, R), Plaza de España (L2, L3, L10) ・バス: 3, 25, 39, 46, 62, 75, 138, 148, C1, C2, M3, NC1, NC2, N16, N18, N19, N20 ・近郊電車: Madrid-Sol ・BiciMAD(レンタサイクル): San Quintín (calle Pavía, 6) Palacio de Oriente (calle Carlos III, 1) Plaza de Ramales |
![]() | 冬季見学時間(10月~3月) 月~土: 10:00~18:00(最終入場17:00) 日・祝: 10:00~16:00(最終入場15:00) 夏季見学時間(4月~9月) 月~土: 10:00~19:00(最終入場18:00) 日・祝: 10:00~16:00(最終入場15:00) 庭園 月~日・祝: 10:00~20:00 王宮の厨房: 王宮と同じ |
![]() | 1月1日:終日休館 1月6日:終日休館 5月1日:終日休館 12月24日:15:00から休館 12月25日:終日休館 12月31日:15:00から休館 ※公式行事開催による休館日が追加される可能性あり |
![]() | ・オーディオガイド付: 35.00€ ・ガイド付: 49.00€ ・王宮とアルムデナ大聖堂の見学: 46.99€ ・ガイド付プラド美術館+王宮: 84.00€ ※6ヵ月先まで購入可 ※10:15-15:30 15分刻みで時間指定 |
![]() | 2時間弱 |
![]() | 一部〇 |
![]() | palacio-real-de-madrid |
エル・レティーロ公園
エル・レティーロ公園、
Parque de El Retiro 。
ココは2021年に【プラド通りとブエン・レティーロ公園地区。芸術と知の景観】として、
世界遺産に登録されている。
とにかく広くて、
面積は118ヘクタールで周囲は4.5km。
7~21世紀にかけての建築物や景観が残されていて、
見どころも多い。
多いんだけど全部周っていたら結構な時間になるはずだし、
歩いてとなると結構大変そうだ。
なので主だったスポットをピック・アップした上で、
レンタル自転車で周ることも考えたい。
では、
主だったスポットとは?となると今のところこんな感じ。
モヤノ坂
モヤノ坂、
La Cuesta de Moyano 。
公園内ではないけれどプラド通りと公園を結んでいる歩行者専用道路で、
露店の本屋さんが30軒ほど並んでいて1925年以来常設ブックフェアが催されている。
通りの端と端にはスペイン人作家として有名なピオ・バロハへのオマージュ、
19世紀スペインの政治家クラウディオ・モヤノ像がある。
見た感じがなかなかステキで、
眺めながら歩くだけでも楽しそうだ。
堕天使の噴水
リカルド・ベルベルの作品である堕天使の噴水、
Fuente de Ángel Caido 。
天使の彫刻ならたくさんあるけど、
堕天使ルシファーの彫刻は珍しい。
とにかく、
堕天使の表情が素晴らしい。
台座は八角形で、
各面に魚やトカゲやヘビを掴んでいる悪魔の像。
パラージオ・デ・クリスタル
ガラスの宮殿パラージオ・デ・クリスタル、
Palacio de Cristal del Retiro 。
1887年のフィリピン諸島博覧会で熱帯植物展のために1887年に建造された、
ガラスと鉄骨でできた美しい建物。
公園内にあるベラスケス宮殿の設計者で名前にもなっている、
リカルド・ベラスケス・ボスコの作品。
ソフィア王妃芸術センターの別館になっていて、
展示がない時は中に入れたみたいだが今は臨時休業で入れないっぽい。
ベラスケス宮殿
やはりソフィア王妃芸術センターの別館であるベラスケス宮殿、
Palacio de Velázquez 。
ベラスケスはリカルド・ベラスケス・ボスコのことであって、
画家のベラスケスとは関係ない。
1883年の国内鉱業博覧会に合わせて、
公園内に建設されたもの。
こちらも、
今は臨時休業で入れないっぽい。
アルカチョファの噴水
アルカチョファの噴水、
Fuente de la Alcachofa 。
アルカチョファはアーティチョークのことで、
水が出るところがその形に似ていることから呼ばれている。
アルカチョファの下にいるのは天使で、
下には海の神トリトンと海に住む女神ネレイスが熊と山イチゴの図柄のマドリード紋章を支えている。
アトーチャのロータリーに、
この噴水の複製がある。
アルフォンソ12世のモニュメント
アルフォンソ12世のモニュメント、
Monumento a Alfonso XII 。
公園の中心近くの人造湖の東端に位置していて、
王の騎馬像がありその周囲に多数の彫刻が並ぶ列柱。
池の手前からの眺めるのも絵になるけど、
近くに行って見るのもかなり良い。
池では、
6ユーロで45分ボートに乗ることができる。
アルカラ門
公園の外だけど公園脇にあるのがアルカラ門、
Puerta de Alcalá 。
この門が出来上がった1778年、
まだマドリードの城壁も残っていたので本当に門の役目をしていた。
上のプレートにはカルロス3世1778年、
Rege Carolo III Anno MDCCLXXVIII とある。
シベーレス噴水
その少し先にあるのがシベーレス噴水、
Fuente de Cibeles 。
レアル・マドリードが優勝した際、
ファンの前で盛大に祝賀イベントを行うことでも知られたシベーレスの女神の噴水。
シベーレス女神が乗る戦車は二頭のライオン、
アタランテとヒッポメネスが牽引している。
夜の方が、
キレイかもしれない。
ネプトゥヌスの噴水
ちなみにシベーレス噴水と共にプラド通りにある噴水の1つがネプトゥヌスの噴水、
Fuente de Neptuno 。
魚の尾を持つ2頭の海馬(ヒッポカンポス)に引かれた貝殻でできた戦車の上には、
右手に蛇を巻き左手に三叉槍を持つ海の神であるネプチューン。
アザラシやイルカが車の周りを泳ぎ回り、
高いところまで水を噴射している。
アトレティコ・マドリードののファンは、
タイトルや勝利を祝うために今はこのロータリーに集まるようになっている。
アポロの噴水
アルカチョファの噴水やシベーレス噴水やネプトゥヌスの噴水は、
プラド美術館のために設計された5つの大きな彫刻群の一部。
これらはベントゥラ・ロドリゲスのデザインで、
プラド美術館ビジャヌエバ館の西側ファサードにこの人のメダリオンがある。
残りの2つの内の1つがアポロの噴水、
Fuente de Apolo o de las Cuatro Estaciones 。
台座の彫刻は寓意的な人物像を通して四季を表していて、
別名 四季の噴水 とも呼ばれている。
シベーレス噴水やネプトゥヌスの噴水に比べて、
結構地味な存在ではある。
4つの噴水
残りのもう1つが4つの噴水、
Las Cuatro Fuentes 。
噴水の上にはカップが置かれていて、
そこにはイルカを抱えたトリトン。
4つともデザインは同じで、
4つで仮想の広場を形成している。
基本情報
![]() | Calle de Bailén , s/n 28013 Ver Mapa |
![]() | ・地下鉄: Estación del Arte(L1), Ibiza(L9), Retiro(L2) ・バス: 1、2、9、14、15、19、20、26、28、32、51、52、61、63、74、 146、152、202、C ・BiciMAD(レンタサイクル): - Plaza de la Independencia, 1 - Calle Antonio Maura, 13 - Calle Espalter, 3 - Museo del Prado (calle Felipe IV, 5) - Puerta del Ángel Caído (Avenida de Alfonso XII, 54) - Parque Retiro – Jardines Cecilio Rguez (Avenida de Menéndez Pelayo nº 69) - Parque Retiro – Puerta Reina Mercedes (Avenida Menéndez Pelayo enfrente del nº33) - Hospital Niño Jesús (Avenida de Menéndez Pelayo, nº 63) - Avenida de Menéndez Pelayo, 9 - Parque del Retiro – Plaza Mariano Cavia (Avenida Menéndez pelayo (esquina con calle Poeta Esteban Villegas)) - Metro Príncipe de Vergara (Avenida Menéndez Pelayo (esquina calle Alcalá)) - Metro Retiro (calle Alcalá, 95) - Calle Alcalá, 111 - Calle Ibiza, 16 - Calle Pío Baroja, 8 |
![]() | 4月~9月: 6:00-24:00 10月~0月: 6:00-22:00 |
![]() | 無休 |
![]() | 無料 |
![]() | どう周るのか?何で周るのか?でかなり違う |
![]() | 〇 |
![]() | Parque de El Retiro |
カイシャフォルム・マドリード
カイシャフォルム・マドリード、
CaixaForum Madrid 。
旧メディオディア発電所を再生した複合的文化センターで、
植木1万5000本で作り上げたスペイン初の垂直庭園は見ておきたい。
メトロポリス・ビル
アルカラ通りとグランビア通りの角に位置するメトロポリス・ビル、
Edificio Metrópolis 。
フランス人建築家ジュール・フェブリエ設計の建物で、
1911年に建てられたマドリードのランドマーク的存在。
コリント式の柱と金の装飾が施されたスレートのドームからなる、
ネオルネッサンス様式のファサードはマドリードの写真でよく見るものだ。
まあただ外から眺めるだけなんだけど、
これは見ておきたい。
プエルタ・デル・ソル
太陽の門を意味するプエルタ・デル・ソル、
Puerta del Sol 。
半円形の広場で、
マドリードを取り巻く城壁の門の一つだった。
0km地点
0km地点、
Kilometre Zero。
1950年以来この国の放射状高速道路のいわゆるゼロキロメートル地点がここで、
それを示す銘板が埋め込まれている場所がある。
ちょうど王立郵便局の正面玄関の前に、
それはある。
王立郵便局
その王立郵便局、
Real Casa de Correos はこの広場で最も古い建物で18世紀後半末に建設されたもの。
現在この建物には、
マドリード自治州政府が置かれている。
屋根の上に建てられた小塔の中にある時計は、
100年以上の歴史のあるもの。
1月1日の0時に12粒のブドウを食べるというスペインの伝統があるが、
この時計が時を告げると広場では多くの人がブドウを食べるらしい。
そして毎年12月31日に時計が年の終わりを告げる様子は、
テレビでスペイン全土に放送されている。
クマとイチゴの木像
マドリード市のシンボルの1つを具現化するために、
1967年につくられたクマとイチゴの木を表現した彫刻。
それがクマとイチゴの木像、
Oso y Madroño 。
イチゴの木がクマの上にそびえ立ち、
クマは幹に手を置いて果物の一つに口を向けている。
マリブランカ
白い大理石で作られた女神ヴィーナスの彫刻マリブランカ像、
Mariblanca 。
元々は1630年から1838年の間、
マリブランカの噴水の頂上にあったもの。
今あるのは、
レプリカ。
カルロス3世の騎馬像
ある意味この場所で最も目立っているのがカルロス3世の騎馬像
Estatua Ecuestre de Carlos III だろう。
でもこれが設置されたのは1994年だから、
そんなに歴史があるわけではない。
スペイン国王カルロス3世はマドリード最高の市長と呼ばれるけど、
国王であって市長に就いたことはない。
台座の前面にはカルロス3世の紋章のレリーフの下に、
CARLOS III REY DE ESPAÑA(スペイン国王カルロス3世)という文字が刻まれている。
そして背面には MADRID AL REY ILVSTRADO 、
マドリードから王に捧ぐという文字が刻まれている。
ティオ・ペペの看板
ティオ・ペペの看板、
Señalización Tío Pepe 。
ティオ・ペペはゴンザレス・ビアス社の看板ブランドのシェリー酒の銘柄で、
スペイン語でペペ叔父さんを意味する。
この看板は元々今の建物ではなく、
1935年にプエルタ デル ソルの1番地の建物の屋上に設置されたのが始まり。
その後設置されていた建物の改装工事に伴って取り外され、
この建物を買ったアップル社が看板設置を拒否して今の場所に移されたようだ。
マヨール広場
マヨール広場、
Plaza Mayor 。
129m×94mの長方形の形をしていて、
広場に面して237箇所のバルコニーを持つ3階建ての建築物に取り囲まれている。
ここは昔々はマドリード最大の市場が開かれていたというだけでなく、
闘牛やサッカーや公開処刑やスペイン異端審問の盛んな時代にはアウト・デ・フェが行われていた。
カサ・デ・ラ・パナデリア
カサ・デ・ラ・パナデリア、
La Casa de la Panadería 。
1590年頃建設されたが、
当初の建物で残っているのは地下と1階のみ。
広場の他の建物が模倣したモデルになったのが、
この建物だった。
現在は、
マドリード観光センターになっている。
クチジェロスの門
クチジェロス門、
El Arco de Cuchilleros 。
建築家のフアン・デ・ビジャヌエバが建築した、
9か所の門のうちの1つ。
クチジェロスは刃物職人の意味で、
マヨール広場の肉屋が使う刃物を作る職人たちの工房があったことに由来している。
カサ・デ・ラ・カルニセリア
カサ・デ・ラ・カルニセリア、
Casa de la Carnicería 。
カサ・デ・ラ・パナデリアの反対側にある建物で、
ほぼ同じに見える。
ここは、
かつて肉の保管所だったらしい。
フェリペ3世の騎馬像
フェリペ3世の騎馬像、
Estatua de Felipe III 。
1616年に完成した歴史ある像で、
当時のトスカーナ大公コジモ2世からスペイン王へ献上され長くカサ・デ・カンポに置かれていた。
それを1848年に女王イサベル2世がマドリード市に命じて、
この広場に移したもの。
アルメリア広場と王宮のコルニサ展望台
アルメリア広場、
Plaza de la Armería 。
王宮(Palacio Real)とアルムデナ大聖堂(Catedral de la Almudena)の間にある広場で、
両建物の外観を見ることができる。
広場には王宮のコルニサ展望台、
Mirador de la Cornisa del Palacio Real がある。
ここからはカンポ・デル・モロ(Campo del Moro)の庭園と、
カサ・デ・カンポ(Casa de Campo)を眺めることができる。
Comment Feel Free