【スペイン語の不定詞】独学お役立ちスペイン語 30

スペイン語の不定詞？

今回は、
不定詞について調べてみた。

不定詞は辞書で動詞を引く時の形であり、
全ての動詞の基本となる形でもある。

不定詞の特徴は？
というとこんな感じ。

不定詞の名詞としての使い方

不定詞は色々な使い方があるけど、
名詞としての使い方はこんな感じ。

文の主語としての使い方

1つは、
文の主語としての使い方。

これは、
動詞の動作を名詞的に捉えるもの。

Dormir es importante. 睡眠をとることは大切です。 ※dormir＝眠る が名詞的に使われている

Aprender español es divertido. スペイン語を学ぶことは楽しい。 ※aprender＝学ぶ が名詞的に使われている

Jugar al fútbol es muy divertido. サッカーをプレーするのはとても楽しい。 ※jugar＝プレーする が名詞的に使われている

文の目的語としての使い方

もう1つは、
目的語としての使い方。

これは、
その動詞の対象となる動作を表すもの。

Me gusta nadar. 泳ぐのが好きです。 ※nadar が gustar の目的語として使われている

Quiero comprar un coche nuevo. わたしは新しい車を買いたいです。 ※comprar が querer の目的語として使われている

Puedo nadar. わたしは泳げます。 ※nadar が poder の目的語として使われている

補語としてとしての使い方

もう1つは、
目的語としての使い方。

これは、
主語や目的語の状態や性質を説明するもの。

Lo importante es leer mucho. 大切なことはよく聞くことだ。 ※leer mucho が importante の補語として使われている

Mi trabajo es escribir. わたしの仕事は書くことです。 ※escribir が trabajo の補語として使われている

Su sueño es viajar por el mundo. 彼の夢は世界を旅することです。 ※viajar por el mundo が su sueño の補語として使われている

不定詞の形容詞としての使い方

不定詞は名詞を後ろから修飾して、
〜するための とか 〜用 のという意味を表すことができる。

名詞の性質や特徴を表す一般的な形容詞とは違って、
不定詞が名詞を修飾する際は動作や状態を表すことができる。

Tengo muchos libros para leer. わたしは読むための本をいっぱい持っている。 ※para leer=読むための は 名詞 libros=本に対する動作 ※Tengo muchos un libro interesante. 　の interesante=興味深い は 名詞 libro=本に対する特徴

Aquí hay una silla para descansar. ここに休憩するための椅子があります。 ※para descansar=休憩するための が silla=椅子＝場所 を修飾

Necesito un bolígrafo para escribir. わたしはは書くためのペンが必要です。 ※para escribir=書くための が bolígrafo=ペン＝道具 を修飾

Compré un diccionario para aprender español. わたしはスペイン語を学ぶために辞書を買いました。 ※para aprender=学ぶための が diccionario=辞書 を目的として修飾

Uso esta aplicación para practicar la pronunciación. 発音を練習するためにこのアプリを使います。 ※para practicar=練習するため が aplicación=アプリ を目的として修飾

不定詞の副詞としての使い方

不定詞は動作の目的や理由を説明する際、
文中で動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾して目的・原因・結果・条件・譲歩などを表す。

Voy a estudiar español. わたしはスペイン語を勉強するつもりです。 ※ir a + 不定詞 で ～するつもりです=近い将来の予定や意図を表す

¿Vas a viajar a España? スペインに旅行する予定ですか？ ※ir a + 不定詞 で ～する予定です=近い将来の予定や意図を表す 　¿Vas a España? だと単に スペインに行きますか? と単純な移動を表す

Vamos a la playa a nadar. 泳ぎに海へ行きましょう。 ※ir a + 不定詞 で ～しに行く=移動を表す

Quiero aprender español.  スペイン語を学びたいです。 ※querer + 不定詞 で ～したい=願望を表す

¿Qué quieres comer? 何を食べたいですか？ ※querer + 不定詞 で ～したい=要望を表す

¿Puedo entrar?  入ってもいいですか？ ※poder + 不定詞 で ～できる=能力や可能性を表す 　他にも許可や依頼も表せる 　¿Se puede fumar aquí? 　ここでタバコを吸っても良いですか？ 　¿Puedes ayudarme? 　わたしを助けてもらえますか？

命令・依頼での使い方

不定詞は、
優しい命令や一般的な指示を与える際によく使われて命令形より柔らかい印象になる。

¿Me puedes pasar la sal, por favor? 塩を取ってもらえますか？ ※poder + 不定詞 で ～してもらえますか？=丁寧な依頼を表す

¿Podrías esperarme un momento? 少し待っていただけますか？ ※Podrías + 不定詞 で ～していただけますか？=poder より更に丁寧な依頼を表す

Quiero que me expliques esto. これを説明してください。 ※Querer + 不定詞 は ～したい だが 相手に何かを依頼するニュアンスも含む

¿Me dejas usar tu teléfono? 電話を使わせてもらえませんか？ ※Dejar + 不定詞 で ～させてください という許可を求める表現

Voy a ir a la tienda, ¿quieres algo? これから店に行くのですが、何か欲しいものはありますか？) ※ir a + 不定詞 で予定や意図を表すが相手に何かを促すようなニュアンスも含む

Hazme un favor, por favor. お願いがあるんですが。 ※Hacer + 不定詞 で ～してもらう という依頼を表す

Tienes que terminar la tarea hoy. 今日中に宿題を終わらせないといけませんよ。 ※Tener que + 不定詞 で 義務を表すが状況により相手に何かを促すようなニュアンスも含む

No fumar./ No tocar./ No pasar. 禁煙/ お手を触れないでください/ 立ち入り禁止 ※公共の場所での注意書きや一般的ルールを示す際によく使われる

Cortar las verduras./ Añadir sal al gusto./ Mezclar bien. 野菜を切ります。/ 好みの量の塩を加えます。/ よく混ぜ合わせます。 ※料理の手順や説明書など順序だてて説明する時によく使われる

ということで…

今回のお役立ちスペイン語は、
不定詞についてちょっと調べてみた。

不定詞は名詞として主語・目的・補語としてや形容詞や副詞としてや、
命令・依頼などで使われる辞書で動詞を引く時の形であり全ての動詞の基本となる形。

いろいろな表現があるのであれこれ覚えたいところだが、
なにしろ沢山あるので少しづつ覚えていくしかない。