スペイン1990年の記録6: ダリ劇場美術館

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フィゲレス

フィゲレス、
スペイン語だとFigueras 。

カタルニ語だと、
Figueres 。

わざわざ時間をかけてココを訪れるには、
理由がある。

それがダリ劇場美術館、
Teatro-Museo Dalí なのだ。

この美術館は間違いなく、
わざわざ行く価値があるところだ。

もちろんダリの作品やダリ自身に興味があるんだったら、
100%行くべきだ。

あまり興味が無いとしても、
1度はゼッタイに訪れた方が良いと言い切れるようなところなのだ。

なので、
当然次回も必須の場所となる。

ただ次回フィゲレスを訪れる時は、
もう少しフィゲレスの街自体も少しは歩いてみたい。

何しろこれまでの2回は、
美術館に直行して帰りもそのまま駅に直行だったからだ。

ダリが洗礼を受け、
お葬式も行われた美術館近くの Església de Sant Pere すら行っていないのだから。

ダリ劇場美術館

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1990年も1986年と同じく、
フィゲレスのダリ劇場美術館は当然訪れている。

今ではこの美術館以外に2カ所、
いわゆるダリ・トライアングルと言われている場所がある。

1つはポルト・リガトにあるダリがガラと晩年を共に過ごした家、
サルバドール・ダリの家博物館。

もう1つがダリがガラに贈ったお城、
ガラが眠るプボル城。

ただ、
サルバドール・ダリの家博物館は1997年の開館。

プボル城は、
1996年の開館。

よって、
過去2回訪れた時はまだこのダリ劇場美術館しかなかったのだ。

もちろん、
今度行く時は何としてもこの3カ所は全て訪れたいと思っている。

個人で行くにはちょっとハードルが高そう(特にプボル城)だけど、
次回この3カ所を巡ることはサッカー観戦と共にスペインの新たなハイライトになるはずだ。

ところで訪れた当時、
美術館内は撮影禁止だったんだろうか?

外観の写真は何枚か残っているんだけど、
内部の写真は全くない。

フィゲレスのダリ美術館1990年

今だったら、
普通に写真撮影できる。

当時もそうだったとしたら、
間違いなくかなりの枚数を撮るに違いないんだけど全くないのだ。

フィゲレスのダリ美術館1990年

まあ写真なんかを撮っている場合ではなくて、
とにかく作品に見入ってしまうという美術館ではあるけど。

お土産

ここでは、
いろいろと購入した。

ただ当たり前だけど既に失われたものあって、
ダリのフレグランスのミニチュアセットとフレグランスはもうない。

唇の形をしたボトル、
取っておけば良かったなあ。

ただカード類とか、
いくつか今でも残っているものがあってこんな感じ。

1986年の時は、
エンタイアくらいしか購入していない。

でも、
1990年の時はダリ関連のものをいくつか購入している。

残っているのは小さ過ぎて全く実用的ではない灰皿と、
割れてしまった小物入れの生き残った蓋。

ダリのトランプと、
ダリのタロット・カードはたまに眺めると楽しい。

これらは、
今でも殆ど新品状態で自分の部屋に置かれている。

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ダリ関連1990年
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というわけで…

スペイン1990年の旅行の記録は、
これでおしまいとなる。

これで1986年と1990年のふりかえりは全て終了で、
この後は次回行く時のことを考えていくことになる。

ちなみに1986年の帰国の日の日本は、
南岸低気圧の通過によって関東地方は大雪だった。

成田空港には着陸できず、
1度大阪に向かって再び成田に戻ってやっと着陸したのだ。

だから、
到着時間はかなり遅くなったなずだ。

機体が随分と揺れて結構怖かった記憶があるけど、
1番憶えていることは無事着陸した時に機内では一斉に拍手が沸き起こったことだ。

何が記憶に残って、
何が記憶から零れてしまうのか?は時が経たないとわからないものだ。

ただ言えるのは、
記憶に残るものっていうのは意外に見たもの以上に何かのエピソードだったりするということだ。

イヤなエピソードはちょっと御免だけれど、
次回もあとから思い出せるようなエピソードがいろいろあると良いなと思っている。

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