
トレドから再びマドリードへ
トレドに1泊した後は、
再びマドリードに戻る。
翌々日の朝早くにはバロセロナへ移動するから、
意外にマドリードは短い時間しか滞在しなかったことになる。
ホテル・リッツ・マドリード

戻ってきてチェックインした宿泊先はホテル・リッツ・マドリード、
Hotel Ritz Madrid 。
1910年開業のこのホテルは110年の時を経て、
2020年マンダリン・オリエンタル・リッツ・マドリードとしてリニューアル・オープン。


ココは前回プラド美術館に行った際に見た外観が素晴らしく、
1度は宿泊してみたいと思ってリクエストして予約してもらったのだ。
ヨーロッパ各地を歴訪した国王アルフォンソ13世が、
マドリードに王族や貴族を迎える迎賓館的な高級ホテルが不可欠として誕生したのがこのホテル。


そんなホテルは、
国の重要指定文化財にもなっている。


確かに1986年と1990年に泊まったスぺオンのホテルの中では別格だったし部屋も素敵だったし、
申し分のない場所だったことは今でもよく覚えている。
ただ少しばかり分不相応だった気もしているけど、
1度くらいはそういうところに泊まったのは良い思い出になっている。
プラド美術館

1990年、
マドリード滞在中は何処に行ったのか?


これは1986年と何も変わらないというか、
トレド同様少なくなっている。

先ずプラド美術館は、
1986年ほど時間はかけなかったけど当然訪れている。
そして次回も当然行くに決まっているし、
行かないのならマドリードに行く意味は半減する。
王宮

前回は外から眺めただけだった王宮、
どうやら中に入ったみたいだなんだけど全く記憶に残っていない。


今の写真を見ていると、
内部見学していればどう考えても記憶に残るはずなんだけどそうではない。

今の写真を見ても訪れたことを思い出せないのは、
昔々の話だから仕方のないことなんだろうか?




でもハッキリ覚えていることもあるし、
40年近くも経つと意外に記憶は取捨選択されてしまうのかもしれない。




アルムデナ大聖堂

王宮の向かいにあるのがアルムデナ大聖堂、
Santa Maria la Reial de l’Almudena 。
1883年から1993年まで、
110年の歳月をかけて建設されたマドリードのカテドラル。
ここも記憶にはないけど、
完成が1993年だから完成前に見たことになる。
とにかく大聖堂の記憶は、
トレド以外はどこもないのだ。

デボー神殿

1回目も訪れているデボー神殿は、
2回目も訪れている。


内部にも入っていたようで、
入場券が残っていた。
カフェ・デ・チニータス

トレドから帰ってきた日の夜の22時からは、
カフェ・デ・チニータスでディナーを食べながら最前列でフラメンコを見ている。
前回グラナダで見た記憶は全然ないんだけど、
こちらで見たことはよく覚えている。
とにかく迫力が凄くて、
感動的だった。








ここは1970年に18世紀の邸宅を改装したタブラオで、
スペイン国王や王室関係者も通うかなり有名なところだった。
裸足で踊るダンサーとして名高いラ・チュンガ(ミカエラ・フローレス・アマジャ)が、
2025年1月8日に亡くなってしまったが彼女はここの看板スターだった。
行った時も踊っていたような気がするんだけど、
裸足で踊る別の方だったんだろうか?すごく繊細で大胆で迫力があって揺さぶられる踊りだったけど。
2021年に実は閉店してしまっていて、
Tablao de la Villa という新しいタブラオになっている。
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