バルセロナ: ガウディのサグラダ・ファミリア

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サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア、
Temple Expiatori de la Sagrada Família 。

日本語にすると、
聖家族贖罪教会となる。

ローマ教皇の発行した教皇小書簡によって一般の教会堂より上位にあることを認められた、
あるいは特別の役割があることを認められた教会堂であるカトリック教会のバシリカ。

2010/11/7 サグラダ・ファミリアを訪問した教皇ベネディクト16世が、
ミサと聖別(聖堂に聖水を注ぐこと)を行ったことで正式にそのバリシカとなっている。

とはいえ未だ完成しておらず、
今のところは完成は2034年頃となっている。

着工は1882年のことで、
フランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール・イ・ロサノが無償で設計を引き受けた。

ただ意見の対立から翌年にはビリャールは辞任、
その後を引き継いのがカサ・ビセンス建築の時と同じ31歳のガウディだった。

ガウディは、
この建物の仔細な設計図を残していない。

大型模型や紐と錘を用いた実験道具(フニクラ)を使って構造を検討したとされているが、
スペイン内戦で模型の多くは壊されてしまう。

同じように、
ガウディの構想に基いて弟子たちが作成した資料なども大部分が消失。

ガウディの死後は職人による伝承や大まかな外観のデッサンなどの残されたわずかな資料を元に、
時代毎の建築家がガウディの設計構想を推測する形で現在も建設が行われている。

ちなみにガウディの跡を継いできた建築家たちは、
現在で6人目。

もはやガウディが思い描いていた通りのものが、
今出来上がりつつあるわけではなくなっているわけで。

でも、
それもありなんだと思う。

ちなみに建築費用は寄附と観光費用で賄われているから、
観光客のチケット購入が建築費用の極々小さな一端にはなっているわけだ。

どこまで完成している?

それでこのサグラダファミリア、
あと残すのはイエスの塔と栄光のファザードということになるのかな?

イエスの塔はもうすぐ完成に至るみたいだけれど、
栄光のファザードはそうはいかない。

完成には現在通っている道路と、
何百人という人の住居を取り壊してからつくらなければならないからだ。

なので、
一応完成は2034年ということになっているがどうなるんだか。

ところでガウディが生きている間はどこまでつくられていたのか?
といえばこんな感じ。

ガウディ存命中のサグラダ・ファミリア
  • 1882年
    着工

    フランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール・イ・ロサノが初代建築主任

  • 1883年
    ガウディが2代目建築主任に

    ビリャールが意見の食い違いで辞任してガウディが引き継ぐ

  • 1889年
    地下礼拝堂が完成

    今はガウディが眠っている

  • 1892年
    生誕のファサード着工

    ガウディが亡くなった4年後に完成

  • 1909年
    敷地内の学校が完成

    1936年内戦で被害を受けたが1937年に修復され2002年には寺院の外に移転

  • 1925年
    ベルナベの塔が完成

    生誕のファサードの背後にある4本の鐘楼のうちの左端の1本

  • 1926年
    ガウディの死

    ミサに行く途中テツアン広場近くで路面電車にはねられ三日後に亡くなる

よってガウディ存命中は、
完成には程遠い状態だったということだ。

その後は?というとこんな感じで、
完成までの速度が加速している。

ガウディ死後のサグラダ・ファミリア
  • 1933年
    生誕のファサード完成
  • 1954年
    受難のファサード着工
  • 2016年
    イエスの塔着工
  • 2018年
    受難のファサード完成
  • 2021年
    聖母マリアの塔完成
  • 2026年
    イエスの塔の完成
  • 2026年
    栄光のファサード着工
  • 2034年
    完成予定

地下礼拝堂

以前訪れた頃は、
まだ聖堂内部なんて全くできていない時だから次回は全然違う印象になるだろう。

ここでは、
改めて今の見どころを調べてみることにする。

地下礼拝堂の建設工事はガウディに引き継がれる以前から始まっていたので、
サグラダファミリアの最も古いエリア。

生誕のファサードと共に、
世界遺産に登録されている場所がココ。

ここは通常のミサが行われるので、
それ以外の時間は中に入れないようだ。

入れる時間は朝8:30~10:30、
夕方は18:00~21:00。

入口は受難のファザード側、
左側の方にある。

ただ観光として入ることはできないらしいが、
ミサの前に出れば大丈夫的な話もあり実際よくわからない。

万が一入れなかった場合でも、
大聖堂の祭壇の裏側にまわっていくと地下に繋がる覗き窓から中を見ることができるみたいだけど。

生誕のファサード

現在観光客用の入場口として利用されているのが生誕のファサード、
Façana del Naixement 。

ガウディが細部に至るまで設計して、
完成に近い状態まで見ることができた唯一の部分がココ。

鐘楼

背後にある4本の鐘楼は左からだと、
こうなる。

  • ベルナベの塔
  • シモンの塔
  • ユダの塔
  • マタイの塔

このうちベルナベだけは、
ガウディ存命中に完成している。

中央の正門の上とこの鐘楼の間には、
生命の樹を表す糸杉の木があってその頂上にはT字型の十字架がある。

これはギリシャ語の神を意味するテオスからきている、
ギリシャ文字のタウ。

その上には、
X字型の対角線。

これは、
クリストスから来ているキ。

そして、
最後に聖霊を暗示する翼を広げた鳩が描かれている。

門は左から、
以下の3つで構成されている。

  • 希望の門 
    父ヨセフに捧げられている
  • 愛徳の門 
    イエス・キリストに捧げられている
  • 信仰の門 
    母マリアに捧げられている

ファサード壁面の彫刻には、
キリストの誕生から青年期までの成長の各エピソードが彫刻によって表されている。

【希望の門】彫刻によるエピソードは3段に分かれている

  • 聖マリアとヨセフの婚姻式
    1番上の段
  • 聖アンナ
    2段目の左
  • イエスとヨセフ
    2段目の中央
  • 聖ヨアキム
    2段目の右
  • 聖家族のエジプト逃避
    3段目の左
  • ローマ兵による嬰児虐殺
    3段目の右
  • 他にもロザリオと大工道具の彫刻等聖なる物と日常品の彫刻を組み合わせて配置
  • 1番上にはヨセフを象徴するブドウの房・ユリ・大工道具などが組み合わされている

【愛徳の門】彫刻によるエピソードは4段に分かれている

  • 聖母マリアの戴冠
    1番上の段
  • 受胎告知
    2段目
  • 楽器を奏でる天使6体とその音色に合わせて歌う9人の家族の像
    3段目
  • 東方三博士の崇拝
    4段目左
  • イエスの生誕
    4段目中央
  • 羊飼い達の礼拝
    4段目右
  • 門上部にイエスを象徴する文字 JHS(JESUS HOMINUM SALVATOR 救いの人イエス)
  • JHSの文字の裏の十字架の両端にはギリシャ文字の Α(左)と Ω(右)
    この世の始まりと終わり全てを司るのはイエスだけという意味

【信仰の門】彫刻によるエピソードは3段に分かれている

  • シメオンに抱かれるイエス
    1番上の段
  • 洗礼者ヨハネ
    2段目左
  • 法律学者と議論するイエス
    2段目中央
  • ヨハネの父聖ザカリヤ
    2段目右
  • 聖エリザベトを訪問する聖母マリア
    3段目左
  • ヨセフとマリア
    3段目右
  • 大工として働く若き日のイエス
    3段目右
  • 上部にマリアの頭文字である M と聖母を現す星

それぞれの門にはブロンズの扉があって、
これは今ではサグラダファミリアの主任彫刻家となった外尾悦郎氏の作品。

  • 希望の門 
    希望の象徴としてアシとユリの花の彫刻
    アシには倒れても水に流されても根から再生する性質がある
  • 愛徳の門 
    愛を象徴するツタと随所に昆虫や生物の彫刻 
    赤い部分はヨセフの J とマリアの M
  • 信仰の門 
    信仰の象徴として野バラの彫刻
    トゲのない野バラは豊かで汚れない信仰心を表現

他にも彫刻がいろいろあって、
それぞれに意味がある。

  • 3つの門を隔てる2つ柱の上部のラッパの天使像
    キリスト誕生を祝福している
  • ラッパの天使像が置かれている柱の基部のカメの雨樋
    海ガメと陸ガメがいて不変の象徴
  • ファサード両端のカメレオン
    不変の象徴カメと対比をなす変化の象徴
  • 氷柱
    全体にある氷柱はイエスが生まれたと言われる冬を表現するもの
  • 掌と目
    シメオンに抱かれるイエスの上にあり導く手と全てを見る目=神の摂理を表現
  • 東方三賢人をイエスの元に導いたベツレヘムの星
    受胎告知の下
  • イエスの心臓
    信仰の門の扉上部付近

最初ガウディは、
この門にそれぞれ色を付けようと計画していたらしい。

  • 希望の門: ライトグリーン
  • 慈愛の門: ナイトブルー
  • 信仰の門: レンガ色

ただ途中で考えを変えて彩色を躊躇っていたということで、
将来的に色を付けないことが決まっている。

受難のファサード

生誕のファサードとは反対側にあるのが受難のファサード、
Façana de la Passió 。

生誕のファサードとは全く印象が違うもので、
直線が多く無骨で堅牢な印象。

鐘楼

このファザードの鐘楼は、
以下の通り。

  • 小ヤコブ(アルファイの子)の塔
  • バルトロマイの塔
  • トマスの塔
  • フェリペの塔

ファザードの彫刻

このファザードの彫刻は、
カタルーニャ出身の彫刻家ジョセップ・マリア・スビラックスによるもの。

最後の晩餐から磔刑、
そして昇天の場面までキリストの受難と死が描かれている。

三段に分かれていて左下から始まってS字で展開していき、
更にその上にイエスの昇天という流れ。

【下段左から】

  • 最後の晩餐
    1番右端が裏切るユダ
  • イエスの捕縛
    大司祭の息子マルコスの切り落とされた耳が右にある
  • ユダの裏切り
    ユダがイエスに接吻して兵士たちに誰がイエスか知らせる裏切り場面
    左のパネルは数字を縦横斜めどの方向で足してもイエスが亡くなった年齢33になる
  • 鞭打ち
    奥の福音の扉はイエス生涯最後の2日間の出来事が書かれている。
  • ペテロの否認
    イエスが捕らわれた後でペテロがイエスを知っていることを否定した場面
    3人の女性はペトロが三度知らないと答えた回数の象徴で左側には鶏の姿
  • この人を見よ
    市民にローマ総督ピラトがイエスを晒す場面
  • ピラトの判決
    ピラトがイエスの死刑判決を下す場面

【中断右から】

  • キリストの失墜 
    イエスが十字架を担いでゴルゴタの丘を登る途中に力尽きたため担ぐのを手伝った
    3人のマリアとキレネのシモン
  • 聖顔布を手にする聖ヴェロニカ
    イエスが顔の血痕を拭うとその布にイエスの顔が浮かび上がったという奇跡の場面
    後方の左側にいる人物はガウディ
  • 聖ロンギヌスの馬
    磔のキリストの脇腹に槍を刺した人物

【上段左から】

  • イエスの服を賭けて遊ぶ兵士たち
    イエスの服を賭けてサイコロでの遊びに興じているローマ兵士たち
  • キリストの磔刑
    顔を手で覆うのがクレオファスのマリア
    その下で膝をついてしゃがみ込んでいるのがマクダラのマリア
    一番左側はクレオファスのマリアを慰めるイエスの使途の一人ヨハネ
    キリストの足元の右には死を意味する頭蓋骨
  • 十字架降架
    磔刑により亡くなったイエスを十字架から降ろす場面
    中央の女性の上にある丸型の彫刻はイエスの復活を暗示するイースター・エッグ
    右側のキリストの足を摑んでいる人物は彫刻家スビラックス

【上部の橋の部分】

バルトロマイとトマスの塔を結ぶ橋の上に飾られているのがキリストの昇天

受難のファサードには、
生誕のファサード同様に3つのブロンズの扉がある。

  • ゲッセマネの扉(左)
  • 福音の扉(中央)
  • いばらの冠の扉(右)

扉には、
イエスの最後の2日間にまつわる福音書の物語がぎっしり。

栄光のファサード

これはまだ完成していない最後のファサードで、
最も規模の大きいものになる。

なにしろ、
ココがこのサグラダファミリアの正面にあたるわけだから当然のことだ。

どういったものになるのか?といえば、
ガウディが残した模型を元に人類の歴史とキリスト教の教義が具体化されていくようだ。

構想に従って工事が進んでいくと、
7本の柱と7つの扉が作られることになる。

柱の土台は7つの大罪で柱頭は7つの徳、
7つの扉は洗礼・終油・叙階・聖体・堅信・婚姻・贖罪を表すものになるそうだ。

鐘楼

このファザードの鐘楼はまだないけれど、
以下の通り。

  • アンデレの塔
  • ペトロの塔
  • パウロの塔
  • 大ヤコブ(ゼベダイの子)の塔

内部

以前訪れた当時は内部なんて全くなかったけれど、
今では素晴らしく美しい大聖堂となっている。

5つの身廊

総面積4,500㎡の大聖堂の形状は十字の中心がやや上方にあるラテン十字型で、
中央身廊と左右に2つづつの側廊を持つ5廊式で構成されている。

元々は3廊式のラテン十字型の教会が構想されていたが、
ガウディが変更している。

内部はガウディが1922年に作成した設計図案に基づいて建設、
自然界の森を表現している。

中央身廊の幅は15mで、
床からヴォールトまでの高さは教会の5つの身廊幅と同じ45m。

側廊の上部には、
教会後陣の前方あたりに設けられることが多い聖歌隊席がある。

この聖歌隊席からは、
側廊上部の通路と地下礼拝堂までを一つに結んでいる螺旋階段がある。

翼廊

教会の縦の回廊である身廊と交差して十字型を形成する横長の部分である翼廊、
その左右には生誕のファサードと受難のファサードの内側を見ることができる。

外側同様に生誕のファサードは全体的に丸みを帯びていて、
受難のファサードは全体的にパーツが角ばっていて対照的なものになっている。

それぞれには、
ヨセフ像とマリア像が飾られている。

この翼廊の高さは内部で最も天井が高くて60mもあって、
この上に高さ172.5メートルのイエスの塔となる。

ちなみに栄光のファザード内部の上部には、
スビラックスの作品である聖ゲオルギオス(聖ジョルディ)の彫像が飾られている。

その真下あたりには、
栄光のファサード完成後に取り付けられるブロンズの扉が展示されている。

この扉には世界中のあらゆる言語が記述されており、
中には漫画家井上雄彦氏の『われらの父』が刻まれている。

中央祭壇と後陣

中央祭壇の上部には以前マヨルカ大聖堂改修プロジェクトで制作した天蓋が元になった、
大きな天蓋が吊されている。

天蓋からは高さ1.9mのキリストの磔刑像が吊されていて、
その真下には中央祭壇が置かれている。

この中央祭壇の右手側の通路から後陣に向かって歩いて行くと、
祭壇側に地下礼拝堂が見える窓がある。

聖堂内最奥部には、
後陣の半円形の外周に沿って聖ヨセフに捧げられた7つの小聖堂がある。

樹木のような柱は、
ガウディ自身が1924年に考案したもの。

聖堂は全部で36本の柱で支えられていて、
それぞれの柱が支える重さによって斑岩・玄武岩・花崗岩・モンジュイック産の石が使用されている。

最も太い柱は、
ラテン十字の交差部分を支える直径2.1mの4本の斑岩素材の柱。

柱上部の交差部には、
マルコ(獅子)・マタイ(天使・ルカ(牡牛)・ヨハネ(鷲)を現し楕円形の光源。

ステンドグラス

この聖堂内のステンドグラスは、
普通だと混在している暖色と寒色を明確に分けている。

そして宗教画を用いることはなく、
曲線と直線中心の抽象的なフォルムだけでデザインされている。

回廊と聖具室

大聖堂内から受難のファサード側に出る手前には、
聖具室へと続く長い回廊がある。

この回廊の一部では、
ガウディが生前に作った作品や聖具などが通路に沿って展示されている。

聖具室では、
ガウディが制作した聖具を見ることができる。

博物館

この博物館には、
ガウディの生前のスケッチや写真・模型・関連資料などが展示されている。

写真とパネルによるサグラダファミリアの歴史、
模型とその模型の制作現場などをいることができる。

ギフト・ショップ

博物館を出ると、
生誕のファサード側にあるギフトショップ付近に出る。

塔に登る

塔に登ることができるのは、
生誕のファサードの塔か受難のファサードの塔のどちらか一方。

1回のチケットでは、
どちらかであって両方に登れるわけではない。

両方に登るのなら、
2回分のチケットが必要。

どちらもエレベーターで上がって、
帰りは巻貝をイメージした螺旋階段を降りることになる。

どちらに登るのか?

どちらかしか登らないのならば、
どちらが良いのだろう?

以前訪れた時は誕生のファサードの塔に登ったから(選択肢はなかったはず)、
自分は次回は受難のファサードにする予定。

初めての方ならば、
どちらに登っても同じように感動するはずだ。

塔は全部で18本になる

まだ完成ではないが、
最終的にサグラダファミリアの塔は全部で18本になる。

【イエスの塔】

【マリアの塔】

【福音史家の塔】

  • マルコ
  • ヨハネ
  • ルカ
  • マタイ

【12使徒の塔】

  • ベルナベの塔
  • シモンの塔
  • ユダの塔
  • マタイの塔
  • 小ヤコブ(アルファイの子)の塔
  • バルトロマイの塔
  • トマスの塔
  • フェリペの塔
  • アンデレの塔
  • ペトロの塔
  • パウロの塔
  • 大ヤコブ(ゼベダイの子)の塔

イエスの塔

中心はまだ未完成のイエスの塔で、
高さは172.5mになる予定。

この高さはモンジュイックの山よりも1mだけ低い高さで、
神が造った自然界の高さを人間界の建造物が越えてはならないということから。

ちなみにバルセロナの建物は、
逆にこのイエスの塔の高さを越えてはならないらしい。

マリアの塔

教会後陣にイエスの塔を支えるように立っているのが、
高さ約138mのマリアの塔。

塔最頂部には、
暁の星とよばれる直径7.5mの星型のオブジェクト。

こちらは、
2021年に既に完成している。

福音史家の塔

こちらも2023年に完成した、
イエスの塔を囲むように建つ135mの4本の福音史家の塔。

塔の最頂部には、
福音史家の各人物を象徴するオブジェクト。

  • マルコ: 獅子
  • ヨハネ: 鷲
  • ルカ: 牡牛
  • マタイ: 天使

ちなみに福音史家は、
新約聖書の福音書を書いたとされる4人の伝道者のこと。

12使徒の塔

3つのファサードでそれぞれ既に出てきている塔は12本で、
これは使徒一人ひとりをイメージしている。

高さは均等ではなくて98~120m、
塔上部には高さ25mのシンボルであるピナクル。

先端には司教冠を象徴する黄金の十字架であるミトラ、
下部に各使徒の頭文字のオブジェクト。

模様の境目には、
ラテン語で聖なるかなという意味の Sanctus の文字。

基本情報

Dirección Adreça Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona Ver Mapa
Cómo llegar Com arribar-hi ・地下鉄: Sagrada Família L2.5 徒歩1分 Mallorca / Marina 出入口
 ・バス: Mallorca – Marina 19.33.34, D50, H10, N1.9 徒歩1分
 ※入口はマリナ通り(Carrer Marina)生誕のファサードにある
Horario Tancata 11〜2月: 09:00-18:00(月〜土曜) 10:30-18:00(日曜)
 3・10月: 09:00-19:00(月〜土曜) 10:30-19:00(日曜)
 4~9月: 09:00-20:00(月〜土曜) 10:30-20:00(日曜)
  ※12/25・26、1/1・6日は09:00~14:00
Horario Horaris 無し
Tarifas Tarifes 36€ 大聖堂全体と博物館と塔のどちらか
  ※大聖堂全体と博物館(塔は含まれない)場合は26€
  ※ガイド付きツアーはそれぞれプラス4€
  ※翌々月末まで購入可
  ※公式アプリからダウンロードする音声ガイド(45・25分)あり

 【チケット購入方法】
   1 入場日選択
   2 塔選択
   3 塔のエレベーター時間選択(15分刻み)
      ※エレベーター利用時は荷物をコイン・ロッカーに預ける
      ※1ユーロ硬貨が必要(後で返金される)。
   4 入場時間選択(エレベーター時間45分前から指定可能 15分刻み)
      ※入口ヘは入場時間5分前~30分後まで入場可能
   5 購入枚数選択
   6 個人情報入力(名・姓・TEL・メアド・確認用メアド・国)
   7 支払い方法は既にカードが選択されている
   8 オンライン購入一般条件とサービス利用規約に同意するか?にチェック 
   9 プライバシーに同意するか?にチェック
 10 情報を受け取るか?受け取るならチェック(必須ではない)
 11 カード情報(番号・有効期限・セキュリティーコード)入力
所要時間Durada 3時間くらい
camera Fotografía 〇
Tarifas WEB sagradafamilia

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