
ゲルニカがあるソフィア王妃芸術センター
ソフィア王妃芸術センター、
Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía 。
この美術館の名前は、
フアン・カルロス1世の王妃ソフィアにちなんで名付けられている。
開館は1992年だけど、
建物自体は18世紀末のもので元々は旧マドリッド総合病院だった。
18世紀にカルロス3世がイタリアの建築家フランチェスコ・サバティーニに命じて設計させた、
病院を改築したものがメインのサバティーニ館。
コレクション拡大に伴い拡張工事が必要になったことを受け、
2005年サバティーニ館南にフランス建築家ジャン・ヌーヴェル設計の新館が増築されている。
サバティーニ館は1階から4階までの4フロア、
新館は0階と1階の2フロアで構成されている。
またレティ―ロ公園にあるクリスタル宮殿とベラスケス宮殿は別館にあたるが、
現在は工事で閉鎖されているみたいだ。
現在のソフィアはあのプラド美術館よりも来館数が多いみたいで、
世界でも10本の指に入るくらいにまでになっている。
そんなソフィア王妃芸術センター最大の目玉は、
何と言ってもかつてプラド美術館別館にあったピカソのゲルニカだろう。
移されたのは、
ソフィア開館の1992年。
なので、
自分はここに展示されているゲルニカを見たことがない。
逆を言えば、
まだプラドにあったゲルニカは2回見ている。
プラドではゲルニカだけの別館があってプロローグ的な習作展示を見たあと、
ゲルニカだけの部屋で防弾ガラスの向こうにある作品と会えた。
今は習作や制作風景を撮影したドラ・マールの写真作品と並んで展示されていて、
4メートルまでは近付けるし防弾ガラスなどはない。
よく撮影は不可と書かれているのを見るけれど、
2023年の秋から撮影も可能になっていまもそれは継続されている。
8つのエピソードで括られた展示
コレクション展示は2028年までに全面的な改修工事が行われ、
サバティーニ・ビルの上層階への移転が予定されている。
なので、
いくつかの部屋とフロアは一時的に閉鎖されているようだ。
ちなみに、
現在のコレクションはこんな感じ。
- Sala 201.01
La santa bohemia. Del suburbio a la gran vía
聖なるボヘミアンの風景。郊外からメインストリートまで。 - Sala 201.02
La santa bohemia. Paris era una fiesta
聖なるボヘミアン。パリはパーティーのようだった。 - Sala 201.03
La santa bohemia. Ramón Gómez de la Serna,
el artista inverosímil
ボヘミアンの聖人。ラモン・ゴメス・デ・ラ・セルナ、
ありそうでなかったアーティスト - Sala 201.04
José Ortiz Echagüe
ホセ・オルティス・エチャグエ - Sala 202.01
Ciudades modelo, nueva arquitectura
モデル都市、新しい建築 - Sala 202.02
Nueva York. Rascacielos y modernidad
ニューヨーク。高層ビルと近代性 - Sala 202.03
Estridentópolis. Una utopía urbana
ストリデントポリス。都会のユートピア - Sala 203.01
Madrid, ciudad múltiple
マドリード、多元都市 - Sala 203.02
Mujeres en vanguardia
先駆者の女性たち - Sala 204.01
El cubismo, primer lenguaje internacional. Colección Telefónica
キュビスム、最初の国際語。テレフォニカ・コレクション - Sala 204.02
Après le Cubisme
キュビスム後 - Sala 204.03
Après le cubisme
キュビスム後 - Sala 205.01
GATEPAC
ゲートパック - Sala 205.02
GATEPAC, la urgencia de los equipamientos
ゲートパック、機器の緊急性 - Sala 205.03
Las fotógrafas documentan España
写真家がスペインを記録する - Sala 205.03 BIS
El cartel. Pintura industrial
ポスター。工業塗装 - Sala 205.04
John Heartfield. 33 Fotomontagen
ジョン・ハートフィールド。33 フォトモンタージュ - Sala 205.05
Las paredes hablan
壁が語る - Sala 205.06
Realismo y superrealismo en el arte nuevo
新しい芸術におけるリアリズムとスーパーリアリズム - Sala 205.07
Gecé: The Sewer Inspector
ゲセ:下水道検査官 - Sala 205.08
Mater Dolorosa:las mujeres en Guernica
悲しみの聖母:
ゲルニカの女たち - Sala 205.09
La Exposición Internacional de 1937: arquitectura, arte y propaganda
1937年万国博覧会:建築、芸術、プロパガンダ - Sala 205.10
Guernica
ゲルニカ - Sala 205.11
La noche española. Flamenco, vanguardia y cultura popular
スペインの夜:フラメンコ、アヴァンギャルド、そして大衆文化 - Sala 205.12
Alberto: La romería de los cornudos, 1933
アルベルト:
不貞夫たちの巡礼、1933年 - Sala 205.13
André Breton. Mago del surrealismo
アンドレ・ブルトン。シュルレアリスムの魔術師 - Sala 205.14
La hora universal de la cultura. Gaceta de Arte
普遍的な文化の時間。アート・ガゼット - Sala 205.15
Luis Buñuel: L’âge d’or (La edad de oro), 1930
ルイス・ブニュエル: L’âge d’or (黄金時代)、1930 - Sala 205.16
Fotografía de guerra
戦争写真 - Sala 205.17
Los proletarios de la cultura. La Barraca y las Misiones Pedagógicas
文化のプロレタリア:バラカと教育ミッション - Sala 206.01
Dalí, paisajes submarinos
ダリ、水中風景 - Sala 206.02
La revista Documents
ドキュメントマガジン - Sala 206.03
Carl Einstein. Las masas son el artista
カール・アインシュタイン。大衆こそが芸術家である。 - Sala 207.01
Barcelona, ciudad neutral
中立都市バルセロナ - Sala 207.02
Galeries Dalmau
ギャラリー・ダルマウ - Sala 208.01
Vladimir Mayakovski: el poeta es un obrero
ウラジーミル・マヤコフスキー:詩人は労働者である - Sala 208.02
Conflicto obrero, vivienda digna
労働紛争、適切な住宅 - Sala 208.03
Pintura y anarquismo
絵画とアナキズム - Sala 208.04
Armand Guerra: La Commune (La Comuna), 1914
アルマンド・ゲラ:ラ・コミューン(コミューン)、1914年 - Sala 208.05
George Grosz
ジョージ・グロス
サバティーニ・ビルの中心に位置する緑豊かな庭園は、
ミロやカルダーといった近現代美術作家による彫刻作品が緑と溶け合う空間となっている。
ヌーベルが設計した建物の最上階に位置するテラスには、
ソトやネグレやチリノなど196.70年代の幾何学彫刻の代表者の作品コレクションもある。
なので、
結構所要時間は長いかもしれない。
無料時間
ここもプラド同様、
無料で入れる時間がある。
- 月 / 水-土: 19:00-21:00
- 日: 13:30–19:00
- 4/18、5/18、10/12、12/6
平日は2時間と短いが、
夜の9時までの2時間というのはちょっと良いかもしれない。
数日この近くに宿泊するんだったら、
毎日のように1時間くらい無料入場すれば主だった作品を見ることができる。
そうすれば、
ココをメインにした日に多くの時間を費やさなくても良くなるかもしれない。
日曜日も無料時間が5時間半あるけど、
いつも以上に混むだろうからわざわざ無料でなくても良いかとなる。
入場券はどう購入する?
ところで入場券だけど、
ココもプラド同様入場券の購入方法は大きくは2つ。
- チケット売り場で購入する
- オンラインで購入する
今では、
どこもオンライン購入が普通になっている。
窓口はプラドほどには混んでいないみたいだけど、
実際のところはその時じゃあないとわからない。
Arzábal と NuBel
ソフィア王妃芸術センターには、
2つのレストランがある。
1つが Arzábal Reina Sofia Museum で、
もう1つが Restaurante NuBel 。
メニューを見るとそこそこ値段のするものばかりだけど、
写真を見る限りかなり美味しそうではある。
雰囲気が全く違うので、
好みが分かれるところだと思う。
Arzábal Reina Sofia Museum は、
11時半からの開店で月-木は夜中の1時で金は2時で日は0時までの営業。
Restaurante NuBel の方は、
9時開店で金2時と日18時以外は0時まで営業(火は休業)している。
基本情報
| Calle de Santa Isabel, 52 28012 Ver Mapa | |
| Ver Mapa | |
| ・月, 水-土: 10:00-21:00 ・日, 祝日: 10:00-14:30 | |
| ・火曜日 ・1/1・6, 5/2・15, 11/9, 12/24・25・31 | |
| ・一般入場料: 12€ ・2回入場できるもの: 18€ ・オーディオガイド付き: 16.50€ ・無料:月/ 水-土: 19:00-21:00 / 日: 13:30–19:00 4/18, 5/18・23, 10/12, 12/6 ※5ヵ月後(翌年に跨ぐ場合は年内)まで購入可 ※時間指定無し | |
| 3時間~? | |
| 〇 | |
| museoreinasofia |





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