
ガウディ作品を巡る
ガウディ作品を巡ることは、
前回も前々回も次回もスペイン旅行の1つのハイライトだ。
そして今では昔と違って、
内部の見学ができる建物が増えているっていうのが素晴らしい。
とは言え、
予約時間に縛られることにもなるのでうまく計画しないと効率が悪くなってしまう。
いずれにしても、
先ずは各スポットの基本情報を調べないと計画も立てられないので調べてまとめていこうと思う。
候補
それでそもそもどこまで行くのか?の候補を考えると、
遠くて無理なところを除くと携わった順番でいくと一応こうなる。
【1986年・1991年共に もしくはどちらかで訪れたところ】
- カサ・ビセンス
- サグラダ・ファミリア
- グエル別邸
- グエル邸
- コロニア・グエル教会地下聖堂
- グエル公園
- カサ・バトリョ
- カサ・ミラ
【まだ訪れていないところ】
- 公園の滝(シウタデイア公園)※一部水場建設携わった程度でメンダリオンはガウディ
- 街灯柱(レイアール広場・プラ・デ・パラウ)
- ナウ・ガウディ(バルセロナ近郊のマタロ)
- サンタ・テレサ学院
- ボデガス・グエル(バルセロナ近郊のガラフ)
- カサ・カルベット
- 栄光の第一の秘跡(バルセロナ近郊のモンセラット)
- トッレ・ベリェスグアルド
- ミラーリェス別邸の門と塀
これらを全部本当に巡るのか?はどれくらい時間が掛かるのか?で考えなければならないけど、
一部スルーしても良いかなとは思う。
世界遺産登録7カ所(〇)
以前訪れた世界遺産7箇所は、
全て必須になる。
当時内部を見学できたのは、
サグラダ・ファミリアとたまたまのコロニア・グエル教会地下聖堂。
もちろんグエル公園も公園なので普通に入れたけど、
守衛の家と公園管理局やいわゆるモデル・ハウスの中には入れなかった。
それが今ではグエル邸もカサ・ミラもカサ・ビセンスも、
カサ・バトリョもコロニア・グエル教会地下聖堂も見学できるようになっている。
要は世界遺産登録の7箇所は、
全て内部見学できるようになったわけだ。
訪れていないスポットの取捨選択
それでは訪れていないところは全部訪れるべきか?
をちょっと考えてみよう。
なるべくなら当然全てを訪れてみたいけれど、
あまりにも効率が悪い場合はやはりスルーする必要があるわけで。
シウタデリャ公園の滝(△)
シウタデリャ公園、
Parc de la Ciutadella 。
この公園の中の噴水自体がガウディの作品というわけでもないし、
一部水場建設携わった程度だけどメンダリオンはガウディみたいだ。
なので正直スルーで良いんだけど、
ピカソ美術館から10分ちょっとで行けるから立ち寄れる時間があればという感じ。
街灯柱(〇)
レイアール広場にある街灯柱、
これはグエル邸から徒歩2分のところにあるし行けば即見られる。
なのでグエル邸見学のついでに立ち寄ればよいわけで、
これは当然見ておく。
もう1つフランサ駅近くのプラ・デ・パラウにも、
ガウディの街灯柱がある。
ここはピカソ美術館からなら徒歩で6分程のところにあるので、
時間に余裕があったら見ておきたい。
ただレイアール広場のものを見れば、
わざわざこちらを見に行かなくてもという感じではある。
ナウ・ガウディ(×)
ナウ・ガウディ、
Nau Gaudí ガウディ楝。
バルセロナ郊外、
マタロにある実質的にガウディ最初の作品。
最初の作品なんて聞くと、
これは見ておかないととは思う。
ただ、
ちょっと遠い。
もし行くとなると Sants から電車で Mataró まで50分程、
そこから徒歩5分程のところにある。
往復2時間かけて行って30分くらいで終わりそうな、
シンプルな工場楝とガウディらしい共同トイレだけを見るというのもなあ。
ということで、
ここはスルーとしよう。
ボデガス・グエル(×)
ボデガス・グエル、
Bodegas Güell グエル・ワイナリー。
こちらもナウ・ガウディ同様、
バルセロナ郊外にあるスポット。
エウゼビ・グエルのワイン貯蔵用に造られた建物で、
ガラフという町にある。
行くなら Sants から Renfe 近郊線2号線に乗って30分ちょっとで Garraf 、
そこから徒歩10分程にある。
以前はレストランになっていたようだけど、
今は休業中みたいで中には入れなさそう。
ナウ・ガウディよりは見たい気がしなくもないが、
やはりわざわざ行かなくても良いかなということでこちらもスルーだな。
カサ・カルベット(〇)
第一回バルセロナ建築年間賞を受賞したカサ・カルベット、
Casa Calvet 。
ココは外からしか眺めることはできないから、
時間はかからない。
もちろん1階のレストランで食事をするならば違ってくるけど、
わざわざここで食べることもないだろう。
場所的には例えばカサ・バトリョやピカソ美術館からなら徒歩で15分前後だし、
カタルーニャ音楽堂からまら10分弱だから当然行っておきたい。
栄光の第一の秘跡(〇)
ココはガウディ云々ではなく、
モンセラットに行くかどうか?ということで決まる。
モンセラットへは、
Espanya から FGC(カタルーニャ鉄道)に乗って1時間程。
Monistrol de Montserrat で下車して登山鉄道に乗り換えて、
20分で到着。
よって日帰りならそれだけでその日はおしまいだし、
余裕を持ちたいなら1泊したい。
そうすれば行きか帰りに、
途中のコロニア・グエル教会地下聖堂も一緒に行くことができる。
トッレ・ベリェスグアルドとサンタ・テレサ学院とミラーリェス邸の石門とグエル別邸(〇)
トッレ・ベリェスグアルド、
Torre Bellesguard 。
サンタ・テレサ学院、
Col·legi de les Teresianes 。
ミラーリェス邸の石門、
Porta de la Finca Miralles 。
グエル別邸、
Els Pavellons de la Finca Güell 。
これらは、
比較的近い場所にあるのでまとめて行くという手がある。
これだと、
以前に訪れたグエル別邸も組み込むことが可能となる。
その後カンプ・ノウで、
FCバルセロナ・ミュージアムとゲーム観戦となれば効率的だけど時間は足りるだろうか?
シミュレーション
シミュレーションしてみると、
こんな感じになる。
- 10:00トッレ・ベリェスグアルド
10時のチケットで見学2時間(周辺も含めて)
- 12:00徒歩なら20分・タクシーで10分
徒歩で移動と考えるとサンタ・テレサ学院には余裕をもって12:30到着
- 12:30サンタ・テレサ学院
外から眺めるだけなので30分あれば充分だろう
- 13:00徒歩で20分・タクシーで10分
徒歩で移動と考えるとミラーリェス邸の石門には余裕をもって13:30到着
- 13:30ミラーリェス邸の石門
ここの見学は余裕をもっても30分くらいか
- 14:00徒歩で10分・タクシーで10分
徒歩で移動と考えるとグエル別邸には余裕をもって14:20到着
- 14:20グエル別邸
ここの見学は余裕をもっても30分くらいか
- 15:50徒歩で20分・タクシーで10分
徒歩で移動と考えるとカンプ・ノウには余裕をもって16:20到着
- 16:20カンプ・ノウ FCバルセロナ・ミュージアム
ここの見学は余裕をもっても1時間半くらいか
- 18:00食事 ➤ ゲーム観戦
徒歩が多いからかなり疲れそうだけど、
タクシーを利用すれば楽になるし時間は短縮される。
バルサのチケットが確保できた日の計画としては、
結構タイトだけど悪くないかもしれない。
食事をどこかで組み込むと、
そこから1時間遅くなるけどそれでも大丈夫だろう。
というわけで…
最終的に、
ナウ・ガウディとボデガス・グエルはパス。
それ以外は上手く効率的に巡れるのなら、
ちゃんと行っておきたいという感じか。
トッレ・ベリェスグアルドとサンタ・テレサ学院とミラーリェス邸の石門とグエル別邸だけ、
シミュレーションしたけど全部行きたいところが出揃ったら改めてシミュレーションしたい。
Comment Feel Free